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  • 投稿の最終変更日:2014年6月16日
  • 投稿カテゴリー:お知らせ / コラム
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昨秋から「2020年までに東京を世界に誇れる自転車都市に。そして東京から日本をバイクコンシャスに。」というキャッチフレーズのもと、「TOKYOバイクコンシャスプロジェクト」なる企画をやっています。

TOKYOバイクコンシャスプロジェクトは

東京およびその近郊で

これ、いいね!と思える自転車の利用環境や施策を紹介し

情報を共有するプロジェクトです。

引用元: 2020年までに東京を世界に誇れる自転車都市に。そして東京から日本をバイクコンシャスに。「TOKYOバイクコンシャスプロジェクト」はじめます! | CyclingEX.

2011年末に実施した「TOKYOバイクコンシャスアワード」同様に、「褒めて伸ばす」というコンセプトのもと、

「ああしろ!こうしろ!それはダメ!」

……ではなく、

「これは便利!」

「こっちがハッピー!」

「こうすれば安全!」

「これはスマート!」

……というトーンを大事にします。

……なんてふうに書いたのですが、過去記事を整理し直したり、自転車通行環境を実際に走ってみたり、他の方からの寄稿を掲載させて頂いたりと、私なりにいろいろやっていく中で、感じたことがあります。

「褒めるって難しいのな! 褒めどころも少ないし!」

例えば自転車通行環境を取材しますよね。車道の左側を青くペイントした自転車専用通行帯があったとして。

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『この自転車専用通行帯(自転車レーン)はとても有効ですね!でも路上駐車がいるのと、交差点処理が一部なされていないのが残念で、今後の課題ですね!でも無いよりあったほうが良いですね!』

……みたいな話に、毎度落ち着いてしまうような気がして、なんとうか、悶々とした感じになっていました。

それに、環二通りの自転車通行環境の話とか、どこからどう切り取っても楽しくはならないような気がして。

新虎通り・環二通り・マッカーサー道路 | CyclingEX.

交通法規だって、わからないことばかり。

もしかして:道交法における自転車道の「〜車道の部分をいう」って…… | CyclingEX.

褒めるのは難しい。ダメ出しはしやすい。しかし、ダメ出ししてダメなものと戦い続けることもまた、大変なエネルギーが必要で、それをやり続けてきた人たちには敬意を持ちます。

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まぁそんなわけで、「TOKYOバイクコンシャスプロジェクト」をどうしようかなって思ったわけですが、やはり原点に戻ろうと。

「ああしろ!こうしろ!それはダメ!」

……ではなく、

「これは便利!」

「こっちがハッピー!」

「こうすれば安全!」

「これはスマート!」

……というトーンを大事にします。

付け加えるなら、良いと思うものを紹介する。もしダメなものがあれば、前向きな提案をする。わからないことがあれば調べる。

これに尽きるんじゃないかと思いました。

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2014年後半のCyclingEXは、この「TOKYOバイクコンシャスプロジェクト」にもう一度力を入れて、いろいろな自転車利用環境を取材して回りたいと思います。先の記事で触れた「自転車は左」のキャンペーンで得たものは「左走れって言ってんだろこんにゃろ!」ではなく「左側を走ろう!路側帯もね!」という呼びかけのほうが、とっても前向きで明るい話に聞こえるという(まぁ、当たり前の)ことでした。同じような感じで、「TOKYOバイクコンシャスプロジェクト」もできたら、いいなと。

東京の自転車利用環境にイライラすることが多いのは確かだけれど、なんとか、やってみたいと思っています。

(Gen SUGAI)






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