【CyclingEX×charifuri タイアップコンテンツ】
2013年秋に発表され、この冬にデリバリーが始まった、ブリヂストンサイクルの「HELMZ(ヘルムズ) SSSD」。今までのベルトドライブの常識をくつがえす「カーボンベルトドライブ」のシングルスピードを採用、しかもロードバイクのホイールがそのまま使用できるというこのHELMZ SSSDを、あの「charifuri」がカスタマイズしました。
話題のストリートクルーザー「HELMZ SSSD」は、一見するとエアロデザインのフレームを持ったシングルスピードですが、そのドライブトレインに目を向ければ、これがベルトドライブのバイクであることがすぐわかります。しかも、ノーマルのホイールはフルクラムの「レーシングCX」。そう、このHELMZ SSSDは、ベルトドライブのシングルスピードでありながら、ロードバイク用のホイールがそのまま使用できる、スポーツバイクの新しいカタチなのです。
参考記事:リアの歯数は変更可能!ブリヂストンサイクル・HELMZにカーボンベルトドライブのシングルスピードが登場
製品情報:HELMZ 2014 / SR1,SR10.
そんなHELMZ SSSDのドロップハンドルモデル「SR1」を、東京・恵比寿にあるサイクルショップ「charifuri(チャリフリ)」がさっそくカスタマイズしました。charifuriは、ブリヂストンサイクルとともにHELMZを開発したサイクルアパレルブランド「narifuri(ナリフリ)」が作った自転車店で、HELMZをメインに扱うショップ。つまり、HELMZのお膝元によるカスタムと言えます。
chaifuriの福永弦生店長は、今回のカスタムのポイントについて次のように話してくれました。
「ピストブームもすっかり落ち着いて、今は本当に自転車が好きな人だけが楽しんでいる状況ですが、今回のカスタムでは“ブームの頃にみんなが憧れたあのスタイル”を意識しました。つまり、エアロデザインでボリュームのあるフレーム、ブルホーンバー、そして前後ディープリムホイールです」
そして出来上がったのが、こちらのバイク。
かなり、目立ちます!
今回用いたホイールは、ロード用の「コスミック CXR 80 T”」。ベルトドライブのシングルスピードでありながら、ロード用のホイールを使用するHELMZ SSSD。カスタムの際もホイールの選択肢が広がります。
HELMZ SSSDのドロップハンドルモデル「SR1」には、25T、27T、29Tと3つのカーボンベルト専用カセットギアプーリーが付属しており、なんと交換可能。今回のカスタムでは、いちばん小さな25Tを使用。ギアレシオは2.92です。
ホイールに合わせて23Cのチューブラータイヤを装着しています。ノーマルは700×32Cですから、ホイールと相まってだいぶ印象が変わりました。
そしてハンドルは、プロファイルデザインのブルホーンバー「Airwing OS」に交換しています。カモ柄のバーテープはHELMZ純正のもので、バーテープ単体での発売も行われています。
ブレーキレバーはカンパニョーロのTT/エアロバイク用。
シングルスピードなのでワイヤーは前後ブレーキだけ。すっきりとしています。
このカモ柄のサドルはノーマル。パーツとして単品発売もあります。
HELMZがいっぱい並んだcahrifuriの店内に置いてみても、なんとも言えない存在感があります。
このHELMZ SSSD SR1、ノーマル状態ではスポーツ車の安全基準「SBAA」を取得しています。今回のカスタムを施した状態でも、フレームやブレーキ本体、カーボンベルトドライブのコンポーネント一式はノーマルのままですから、ルックスは派手でも安全でクリーンに楽しめるシングルスピードなのです。
■SHOP DATA
〒150-0034
東京都渋谷区恵比寿西2-5-2 今村ビル1階
TEL 03-6416-9301
http://www.charifuri.com/
提供:charifuri
車両協力:ブリヂストンサイクル
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。