交通ルールは、みんなが守ることで機能します。私は守るし、周りも守る。この原則が崩れたら、交差点を直進するのにも一大決心が必要になります。
SF – 1319 by stantontcady, on Flickr
しかし先日も書いたように、残念ながらルールを守らない人はいます。
以下、実話。
■逆走してくる自転車
歩道の無い道路で右側を走ってくる自転車。
私「自転車は左側ですよね」
逆走「いや、すぐ右に曲がるから……」
私「300mくらい逆走してたじゃん」
逆走「だって、右に……」
■赤いライトをハンドルに付けてるロードバイク
私「ちょっ、赤はリアっしょ!?」
赤「ヘッドライトの電池が切れてるからしかたなくやってるんですよ!」
どちらも、ルールは知っているようなのです。でも、守らない。この先右に曲がるんだから右を走ってもいいだろう、ヘッドライトの電池が切れてるんだから、テールライトをハンドルにつけてもいいだろう。「そうるべき理由があって、そういている」という意識があるので、こういう相手に罵声を浴びせても相手が切れるだけです。
こういう人たちに対して何ができるだろうかと、自問自答しています。
たぶん、交通教育の範疇にはおさまらない話なんでしょうね。
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。