今日、サイクルモードに行ったいちばんの目的は、TEAM KEEPLEFTブースで行われた、irukaの小林正樹さんのトークを聞くこと。
終わった後の図ですが、左から「TOKYOツーキニスト」の運営者にしてOVEマネージャーの内海潤さん、irukaの小林正樹さん、司会のサッシャさん。
小林さんが話されたのは、irukaの開発状況に加え、自転車を通じて社会に対して何をしていくのかということ。以前インタビューでも伺った『世界をより美しく、よりサスティナブルなものにしたい』という考えや、自転車に乗ることで課題意識が持てること、そして東京の自転車利用環境についてなど、さまざまなお話をされていました。小さいとはいえ、ブースを埋め尽くして立ち見まで出る盛況で、あっという間の30分。
偶然にも?私が産経デジタルの連載で取材したお二人。
自転車通勤をきっかけに独自の折りたたみ自転車を開発へ 株式会社イルカ 小林正樹さん – cyclist.
自転車通勤を仕事にしてしまった男 内海潤さん – cyclist.
「自転車がきっかけで会社やめちゃいましたコンビ」として、ツーショットをお願いしました。自転車業界を変えていくのは、こういう方々です。
モノを見たり触ったりするのも良いけれど、自転車に関わる人の話を聞くことができるのもサイクルモードの面白いところです。トークショーはもちろん、メーカーやインポーターの担当者に質問を投げかけたりというのも、そう。
土日に行かれる方は、ときにはトークに耳を傾けてみたり、ブースの担当者に素朴な疑問をぶつけてみるのもよいのではないでしょうか。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。