ブリヂストンのスポーツ車ブランド「ANCHOR」において、カーボンフレームがメインとなった今でも人気モデルとして君臨しているのが、クロモリフレームの「RNC7」です。
2014年モデルでも、もちろん健在です。「ネオコットクロモリプロフェッショナル」と呼ばれるフレームは、その独特な形状が特徴です。
スピニングバテッドとバルジフォーミングによって、異径断面とラグを兼備する独創的なクロモリチューブを成形。フレームの必要な部分だけに最適な剛性を与えることに成功した「RNC7 EQUIPE」は、素材特有の芯のある剛性としなやかな走りを最大限に引き出す。
引用元: RNC7 EQUIPE|製品|ブリヂストンのスポーツバイク アンカー|anchor.
現在、完成車としては105仕様の「RNC7 EQUIP」がラインナップされています。
完成車価格は5%税込みで240,000円。また、フレームセットは5%税込みで165,000円です。
アンカーの特徴として、カラーや細かいパーツスペックを選択できる点が挙げられます。このRNC7でも、ハンドルやステムのサイズ、ノーマル/コンパクトクランク、スプロケットの歯数、ホイール、クロモリフォーク/カーボンフォーク等が選択可能となっています。
そしてカラーを選ぶのもアンカーの楽しみですね。
いちばん上の画像はレーシングレッド。次の画像がレーシングスカイです。
単色カラーオーダーも可能です。
ショップの展示車では、このマゼランをよく見かけるような気がします。
パステルパール・ライトブルーなんかも、似合います。
ちなみに、ネオコットクロモリプロフェッショナルフレームのロードバイクが登場したのは、1993年だそうです。もちろん、アンカーブランドが立ち上がる前のこと。
そのチューブの完成をもって、93年にはロードバイクの「ネオコットクロモリプロフェッショナル」が世に送り出された。
引用元: RNC7|ROAD|製品コンセプト|ブリヂストンのスポーツバイク アンカー|anchor.
細部の変更を繰り返しつつも(昔は集合ステーだったりとか)、基本構造を受け継ぎながら20年以上、作り続けられています。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。