先日のジャパンカップにも来日した、プロロードチーム「ランプレ・メリダ」。チーム名にもあるとおり、バイクを供給しているのはMERIDA(メリダ)です。今回はメリダの2014年モデルランナップの中から、「ランプレ・メリダ」レプリカカラーのモデルを紹介します。
●SCULTURA CF TEAM-E
実はいっぱいあるのですが、とにかく順番に。まずはロードレース用フレームの「SCULTURA」(スクルトゥーラ)シリーズから「SCULTURA CF TEAM-E」です。
デュラエース Di2を搭載したフラッグシップモデルです。SCULTURAシリーズの中でもこのモデルをはじめとする上位3モデルは、リアセンターがかなり詰まっています。リアステーにはは植物繊維由来のバイオファイバーが配合されていて、に振動吸収性を高めているとのこと。
完成車価格は消費税5%込みでズバリ1,000,000円。フレームセットは消費税5%込みで429,000円です。
●SCULTURA CF 905
まぁ、100万円となると少々手が出にくいですが、ミドルグレードにもレプリカカラーがあります。
モデル名は「SCULTURA CF 905」。上位モデルよりリアセンターが少し長く、リアは11Sのアルテグラ、クランクセットはFSAのコンパクトドライブが採用されるなど、ホビーユースにちょうど良い仕様になっています。こちらは消費税5%込みで279,000円となっています。
●RIDE CF TEAM
続いて、2014年モデルで注目の「RIDE CF」シリーズ。そのトップグレードが「RIDE CF TEAM」です。見た目でわかるようにヘッドチューブが長めに取られているほか、超扁平のシートステーやチェーンステーを採用、荒れた路面もこなせるエンデュランス系のロードバイクです。まったりロングライドというよりも、カッ飛んで行くイメージでしょうか。
ワイヤー式のデュラエースを採用し、完成車は消費税5%込みで800,000円、フレームセットは消費税5%込みで289,000円となっています。
●RIDE CF 97
そしてRIDE CF TEAMと同じグレードのフレームを用いたアルテグラ完成車が、こちらの「RIDE CF 97」です。価格は5%税込で469,000円となっています。
●RIDE 94
まだあります。こちらの「RIDE 94」はアルミフレーム。カーボンのRIDE CFのノウハウをアルミニウムフレームに注入したお求めやすいモデルです。下側1.5インチのヘッドチューブとカーボンフォークを採用しています。コンポーネントはシマノ・105、価格は5%税込みで145,900円です。
●REACTO CF TEAM
エアロロードの「REACTO」がモデルチェンジ、そしてトップグレードはもちろんレプリカカラーです。直線的なデザインとなり、ブレーキははやりのダイレクトマウント。カタログには「スプリントやヒルクライムでも高い実力を発揮するオールラウンドバイクに進化」とあります。価格は、ワイヤー式のデュラエースを採用した完成車が5%税込みで800,000円、フレームセットが5%税込みで299,000円です。
●WARP CF TEAM-E
ランプレ・メリダの選手がTTで使用するマシン「WARP CF TEAM-E」です。UCIルールを満たしながら高い空力性能を実現しています。フレームはワイヤー式/電動どちらのコンポーネントに対応。デュラエース Di2完成車が5%税込で1,130,000円、フレームセットは5%税込で659,000円です。
というわけで、全部で7つのランプレ・メリダレプリカモデルを紹介しました。
メリダの2014年モデル詳細は、ミヤタのメリダWebサイト上にアップされたカタログPDFから見ることができます(Webカタログはまだ)。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。