過去に紹介した、車道の左側に設けられた自転車専用通行帯。
相模原駅近くの自転車専用通行帯を走ってみた | CyclingEX.
かならず、路上に駐停車するクルマに出会います。
中には、路上にクルマを出さないと業務が成り立たないと思われる事業所も見受けられます。
都道431号線の自転車レーンを走ってきた | CyclingEX.
さすがに二つ目のような例はなんとかしてもらわなくてはなりません。
そして、自転車利用者の立場から言えば、自転車専用通行帯に停車するクルマなど無いほうが良いに決まっています。しかし、では自転車専用通行帯のある道路をすべて駐停車禁止にしてしまえば「いっちょあがり」でしょうか。
以前アップした記事の中で私はこんなことを書きました。
例えば今の道路構造で、すべての路上駐車を禁止し、ごくごく限られた荷さばきスペースだけで納品・配達活動を行わなければならなくなったとしたら、大きな家具は私の家に届くんだろうか、昨日の夕方ピックアップしてもらった宅配便は、いつ相手に届くんだろう……なんてことを最近は考えています。
引用元: より良い自転車利用環境を実現するために必要なことを自分なりに考えてみた | CyclingEX.
路上に駐停車している車は何かしらの経済活動に関わっていることが多くて、それは私たちの生活にも密接に関わっています。例えば、自宅前の道路に配送トラックが止まっていて「チッ、邪魔くせぇな」と思ったら「俺んちへの荷物かよ!」みたいなこともあるわけです。
そして道路の構造も周辺の環境も、その道路の使われ方も場所によってさまざまななので、ガチガチのルールを作り込んでもわけわかんなくなる可能性もあります。
どうするのが良いでしょうかね?
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。