知人とたまたま自転車の乗車姿勢の話になったときに出たワードが「だらりとした感じで乗りたい」。例えばビーチクルーザーのように、ゆるい姿勢で乗りたいときもある、と。
そんな気分のとき、まさしくビーチクルーザー的なシティバイク、CANNONDALE(キャノンデール)の「Treadwell(トレッドウェル)」なんて、ぴったりではないでしょうか。
アメリカ市場を重視しているブランドは、もともとこういう自転車が得意というか、ラインナップに加えている印象があります。
よく「上体が起き気味の乗車姿勢でラクに乗れる」なんて表現がありますが、Treadwellなら起き気味どころかばっちり起きた姿勢です。これなら、見晴らしも良好なことでしょう。
速く走ろうと思わないほうが、幸せになれる——そんなシティークルザーです。日本で普段使いする上での唯一の弱点として「ハンドル幅が740mmもある」ことが挙げられ、ふだんの移動ルートで自転車通行化の歩道通行が避けられない場合は、ハンドル交換を検討したほうがよいでしょう。
ラインナップと価格は下記の通り。価格に幅があるのは、一部カラーがセール中のためです。
Treadwell 2 Ltd
価格:115,000円(税込)
リンク: Treadwell 2 Ltd | Hybrid City Bikes | Cannondale
Treadwell 2
価格:88,000円〜110,000円(税込)
リンク: Treadwell 2 | Hybrid City Bikes | Cannondale
Treadwell 3
価格:72,000円〜90,000円(税込)
リンク: Treadwell 3 | Fitness Bikes | Cannondale
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。