キャノンデール・ジャパン株式会社が、2024年8月8日に配信したプレスリリースにおいて、日本国内における「CANNONDALE(キャノンデール)」の販売ならびに各種サービスを、株式会社インターテックに事業移管すると発表しています。
これに伴い、キャノンデール・ジャパンによる販売及び各種サービスは、2024年9月30日をもって終了します。以降の詳細については決定次第、株式会社インターテックよりアナウンスが行われる予定です。
なお、本稿執筆時点で、両社のWebサイトへの本件に関する情報掲載はありませんでした。
追記:本記事はメール配信されたプレスリリースをもとに、情報解禁日の有無を確認した上で作成しています。
キャノンデールは独立した会社から投資会社傘下を経て、ドレル・インダストリーズのスポーツ事業部「ドレル・スポーツ」が取り扱うブランドのひとつとなりました。さらに2021年には、ドレル・スポーツごとPONホールディングスに買収されています。
情報源: キャノンデールの親会社ドレル・インダストリーズがスポーツ事業部を売却|Cannondale | Bicycle Club
情報源: World’s leading bicycle family | Pon.Bike
PONホールディングスには、これだけのブランドがあります。
ここに名前があるブランドのいくつかについて、本日時点での日本での取り扱いを見ると……。
BBB Cycling:ライトウェイプロダクツジャパン
Cannondale:キャノンデール・ジャパン
Cervélo:東商会
FOCUS Bikes:グローブライド
GT Bicycles:ライトウェイプロダクツジャパン
Mongoose:モトクロスインターナショナル
Santa Cruz:ウインクレル
Schwinn:マルイ
このように、日本にブランド直系の「●●ジャパン」をもつのは、キャノンデールだけという状況でした。
リンク: キャノンデール | Cannondale Bikes – Creating the Perfect Ride
リンク: インターテック / intertec 【アウトドア&ライフスタイル・サイクル・ヨガ】
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。