GIANT(ジャイアント)から、2025年モデルの新型TCRシリーズが発表されています。もう2025年モデルか!と思うと同時に、TCRシリーズが10世代目と聞いてさらにびっくり。
GIANTは2025モデルとして、TCR史上最も軽量かつ高剛性で空力性能に優れる、第10世代「TCR」シリーズを発表いたします。ロードバイクフレームデザインの新時代を切り開いた28年間の伝統を引き継ぐ新型TCRは、その素晴らしい乗り心地に新しいシステム統合と工法を組み合わせ、かつてない速さを実現します。
情報源: 「TCR」がフルモデルチェンジ 〜 3シリーズ10製品、および新型ホイール、ハンドル、ステムなどを発表 〜 – News
詳細は上記リンク先を見ればよいとして、TCRシリーズはラインナップの幅が広いのが特徴です。さすがにアルミモデルやリムブレーキモデルは姿を消しているものの、フレームのグレードを複数用意しており、もっとも安価なモデルは30万円台前半から手に入れることができます。
その中でも、人気が出そうなのがこちら。
「TCR ADVANCED 1 KOM」です。
フレームのグレードは、上からADVANCED SL/ADVANCED PRO/ADVANCED——なので、この「TCR ADVANCED 1 KOM」はいちばん下のグレードとなりますが、上位モデルの開発思想や形状をしっかり受け継いでいます。
コラム規格はADVANCED SL/ADVANCED PROグレードが「OverDrive Aero」なのに対して、ADVANCEDグレードは「OverDrive」となっています。
搭載されるコンポーネントは、シマノ・105 Di2。そして「KOM」の名のとおりヒルクライム向けのギア人なっているのも特徴です。クランクセットは50/34T、スプロケットは11-36Tという構成です。さすがにこのグレードでは超軽量とはいきませんが、楽しみながらヒルクライムを走るにはぴったりな完成車です。
そして何より、40万円台前半という価格が魅力。詳細は、GIANTのWebサイトでどうぞ。
●TCR ADVANCED 1 KOM
価格:429,000円(税込)
サイズ:425(XS)、445(S)、470(M)、500(ML)mm
重量:8.3kg(S)
カラー : アスファルトグリーン、マーズダスト
リンク: 「TCR」がフルモデルチェンジ 〜 3シリーズ10製品、および新型ホイール、ハンドル、ステムなどを発表 〜 – News
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。