昨日の記事で紹介した、シクロクロステイストのマルチパーパスバイク「FUJI FEATHER CX+」。これを街中で気軽に楽しめるようにしたのが、その名も「FEATHER CX FLAT」です。もともと佇まいのよいFEATHER CX+をフラットハンドルにすれば……。
このとおり、クロモリフレームらしいシルエットで、アルミフレームのそれとは一線を画すクロスバイクの出来上がり。先日、現物をじっくりと見る機会があって「フラットハンドル版もかっこいいなぁ」と見惚れてしまいました。
しかも、ただハンドルをフラットにしただけじゃなく、むしろ「CX+よりCX FLATのほうがいいかも!?」と思えるような差別化もなされています。
ドロップハンドルのCX+はチェーンリング(前のギア板)が剥き出しだけど、CX FLATはチェーンリングカバーを標準装備。これがあるだけでも、ズボンの裾を汚しにくくなります。街乗り・普段使いには、絶対あったほうがよいアイテム。
そして何より、ブレーキ。CX+が機械式(ワイヤー引き)ディスクなのに対して、CX FLATは油圧式です。ここまで見ると、むしろ積極的にCX FLATのほうを選びたい人も多いかも?
カラーは、ベロアワイン、ウゾームグレイ、ガンメタルの3色。組み合わされるサドルやグリップは、ブラウン系です。
フレームサイズが、43cm/49cm/52cm/54cm/56cm/58cmの6種類と豊富に用意されているのポイントと言えるでしょう。
価格は99,000円(税込)です。
リンク: FEATHER CX FLAT – FUJI BIKE フジ自転車
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。