以前に比べると「街乗りMTB」の人気はだいぶ下火になってきたように思います。MTBがスポーツ自転車の代表のような存在であったのも、かなり昔の話になったと言えるでしょう。
でも、そんな流行り廃りとは関係なく、街中の移動手段としてMTBを選びたくなるときが、たまにあります。例えば、MERIDA(メリダ)の「BIG.NINE 50-D」。
MERIDAのラインナップの中では、いわゆる「入門モデル」に位置付けられるMTBのひとつですが、舗装路の街乗りからオフロード走行まで、幅広く楽しめる1台です。丈夫なフレーム、そしてサスペンションフォークと油圧ディスクブレーキが備わります。ギアは、前3段×後ろ8段の24段変速。また、走破性にすぐれる29インチホイールである点も、ポイントのひとつです。
通販やホームセンターで売ってる見かけ倒しのそれとはまったく異なる、本物の「マウンテンバイク」と言えます。
価格は75,900円(税込)です。
リンク: メリダ -MERIDA- | ラインナップ | マウンテンバイク | BIG.NINE 50-D
ちなみに、BIG.NINE 50-Dの仲間として、27.5インチホイールの「BIG.SEVEN 50-D」があります。
BIG.NINEよりホイール径がひと回り小さい27.5インチで、軽快な走りが魅力。
こちらも価格は75,900円(税込)です。
リンク: メリダ -MERIDA- | ラインナップ | マウンテンバイク | BIG.SEVEN 50-D
「BIG.NINE 50-D」や「BIG.SEVEN 50-D」で、誰に急かされるわけでも競うわけでもなく、のんびりと「移動する時間」を楽しみたいと思うことが、あるのです。
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。