GIANT(ジャイアント)から、2025年モデルの「ESCAPE R DROP」が発表されています。他のESCAPE Rシリーズ同様、フレームのデザインが一新されました。
シンプルで直線的なフレームデザインは、従来モデルよりもさらに普段使いにフィットするのではないでしょうか。
ハンドル以外の見た目は他のESCAPE Rシリーズと同じに見えるESCAPE R DROPですが、実は先代モデルから一貫して、フレームの設計(ジオメトリー)がドロップハンドル専用になっています。ステムのハンドルクランプ部を起点にしたとき、ハンドルの握る位置はフラットハンドルよりドロップハンドルのほうが遠くなります。同じジオメトリでハンドルだけドロップハンドルにするとハンドルが遠すぎるので、フレームのジオメトリを調節しているのです。
その他の特徴としては、サブブレーキレバーを装備していること、そして何よりも「シマノ・クラリスのSTIレバーでテクトロのミニVブレーキを引く」という仕様になっていることでしょう。シマノ製の通常のVブレーキに交換することはできませんので(ワイヤーの引き量が異なるため)、その点は既存モデルユーザーも含めて、ご注意を。
価格:99,000円(税込)
サイズ:430(XS)、465(S)、500(M)mm
重量:11.5kg(S)
カラー:ブリティッシュグリーン、パールホワイト、ミッドナイトネイビー
リンク: 2024 GIANT Bicycles | ESCAPE R DROP (New 2025)
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。