Appleが開発者向けイベント「WWDC」で、Apple Watch向けOS「watchOS 10」のプレビューを発表しています。
再設計されたアプリ、新しいスマートスタック、新しい文字盤、新しいサイクリングとハイキングの機能、心の健康をサポートするツールなどを提供します
リンク: Apple Watchのマイルストーンとなるアップデート、watchOS 10が登場 – Apple (日本)
watchOSでは、他のアプリをインストールすることなく、Bluetooth接続したパワーメーター/スピードセンサー/ケイデンスセンサー等と接続し、サイクリングのデータを記録。パワーメーターと接続すれば、FTPを使用してパワーゾーンを確認しながらトレーニングすることも可能です。走行中のデータは、iOS16.1で追加された「ライフアクティビティ」の機能を使ってiPhoneでも表示されます。
トレーニングを最優先に考えれば、いわゆるサイクルコンピューターと呼ばれるような専用のデバイスを選択する人が多いとは思いますが、Apple WatchとiPhoneで済ませられるなら、そっちのほうがいい——と考える人も、少なくないでしょう。
watchOS 10は、2023年秋に提供される予定です。
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。