国土交通省が、5月に「サイクルトレイン・サイクルバス導入の手引き~国内外の参考事例集~」を発表しています。
国土交通省は、自転車を解体したり折り畳んだりせずそのまま車両内に持ち込める「サイクルトレイン」と「サイクルバス」の導入を後押しするため、手引を作成した。鉄道、バス事業者や沿線自治体の参考にしてもらう。安全対策のほか観光や日常利用につながっている全国の好事例を紹介している。
情報源: 自転車「畳まず乗車」後押し サイクルトレイン・バスで手引―国交省:時事ドットコム
国交省の発表もありました。
令和3年5月に閣議決定された第2次自転車活用推進計画に基づき、自転車活用推進本部において、「サイクルトレイン・サイクルバス導入の手引き~国内外の参考事例集~」を作成しました。 ベストプラクティスの共有などを通じて、鉄道事業者やバス事業者によるサイクルトレインやサイクルバスの導入や拡大の検討を促していきます。
情報源: 報道発表資料:「サイクルトレイン・サイクルバス導入の手引き~国内外の参考事例集~」を作成しました! – 国土交通省
実際に手引きが掲載されているのは、こちらのページです。
欧州をはじめとした諸外国においては、公共交通と自転車の連携は、輸送力拡大や利用圏域拡大などのメリットがあると考えられており、自転車をそのまま車内等に持ち込める運用(サイクルトレイン・サイクルバス)が、広く一般的になっています。 我が国においても、鉄道事業者やバス事業者が、沿線地域とも連携しながらサイクルトレインやサイクルバスの導入や拡大を検討していただけるように、その一助となる資料を作成しました。
情報源: 道路:サイクルトレインサイクルバス – 国土交通省
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サイクルトレイン・バスの実施や動線の検討などについて、事例を交えながら記されています。
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個人的には、前半部分でサイクルトレイン・バスの利用目的について、生活利用からサイクルツーリズム、サイクルスポーツまでわかりやすく整理されている点がよいと思いました。
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(SUGAI Gen)