かなり地域を限定したネタですが、町田と相模原のあいだの都県境を流れる「境川」沿いを通る自転車の人を見ていると、圧倒的に左岸を選んでいる人が多いように思います。
埋め込んだマップですと、左上が上流で右下が下流、したがって団地(境川住宅)があるほうが「左岸」です。
ほぼ地元と言える筆者自身も、基本的には左岸派です。左岸を選ぶのには理由があって、右岸は林が多く街灯がないので夜間は暗く、さらには未舗装区間が長いので避けがちなのです。
でも、未舗装路もOKなオールロードやグラベルロード、MTBなんかに乗っていると、右岸を通りたくなるこもあります。
そんな、右岸の様子です。左は境川と境川住宅、右は相模原台地(相模野台地)への斜面と、コントラストのついた風景が広がっています。そして路面は、未舗装です。この未舗装路は1.5kmほどあって、これなら確かに舗装されている左岸を通りたくなるのがふつうの感覚と言えます。
土の地面にわだちが見えるように、自転車で通る人もそれなりにいるのですが、左岸と比較すればかなり少ないことは間違いありません。また、散歩道としての魅力は右岸のほうが優っているようにも思います。
左岸より自転車が少ないことは、散歩している人からするとメリットだろうとも思うので、基本的には左岸を使い、ときどき気が向いたときだけ(そして明るい時間帯だけ)右岸を通るようにしています。
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(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。