たとえフレームにエルネスト・コルナゴ氏のサインが入らなくなったとしても、COLNAGOは「最高級」にふさわしいロードバイクブランドと言えるのではないでしょうか。
現在開催中で、COLNAGOがオフィシャルパートナーに名を連ねている「第106回ジロ・デ・イタリア」を記念し、世界限定50台でリリースされた「GIOIELLO(ジョイエッロ)」は、そんなCOLNAGOだから許されるロードバイクでしょう。
歴代勝者の名が記され、螺旋状をしたジロ・デ・イタリアのトロフィー(トロフェオ・センツァフィーネ)をモチーフにしたフレームには、贅沢に金箔が使われ、写真からもその存在感が否応なく伝わってきます。
GIOIELLOのために3Dプリントで成形されたボトルゲージにまで、金箔が貼られています。金色に塗るのではなく、金箔を使ってしまうのがCOLNAGOらしさと言えば、らしさなのでしょうか。おのずと手作業になるので、そこにCOLNAGOのこだわりがあると見ることもできます。
COLNAGO GIOIELLO(世界限定50台)
フレーム:Colnago C68 Road – Full Carbon
ハンドルバー、ステム:Colnago CC.01 integrated
メインコンポーネント:Shimano Dura-Ace Di2 R9250
プーリー:CeramicSpeed OSPW 3D Printed Ti OSPW TiN Coated
ブレーキローター:Carbon-Ti X-rotor steelcarbon
サドル:Selle Italia SLR flow carbon Colnago for Giro d’Italia
ホイール:Enve SES 3.4 Gold version
タイヤ:Pirelli P ZERO Race TLR Gold x Colnago for Giro d’Italia
バーテープ:Colnago for Giro d’Italia
ボトルケージ:Colnago for Giro d’Italia
価格:3,300,000円(税込)
情報源: 宝石を意味する第106回ジロ・デ・イタリア記念ロードバイク「コルナゴ・ジョイエッロ」が発売 | COLNAGO コルナゴ
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。