ブリヂストンサイクルが、同社のスポーツバイクブランド「ANCHOR(アンカー)」から発売予定としていたロードバイク「RP8」を正式発表しました。2023年4月発売予定とのこと。
解析とシミュレーションによる推進力最大化解析技術「PROFORMAT」を用いた開発されたRP9をベースとしつつ、カーボン素材をT1100からT800/T700に変更、RP9の剛性バランスはそのままに、主要な部位の剛性はRP9対比で約90%としているとのこと。
また、RP9は電動コンポーネント専用設計のフレームでしたが、RP8では電動/ワイヤー引きの両対応(※)として、コンポーネントの選択肢を大きく広げているのが特徴です。
※:「ワイヤー受けを有するフルアウター対応のFDのみ適合」「組付け可能なコンポーネントについて詳しくはアンカーお取扱店にお問い合わせください」とされている。
このようにカーボンのグレードや対応コンポーネントの差異などはあるものの、RP9とRP8のフレーム形状そのものは同一。RPシリーズがもつレーシングモデルとしての性能を、よりリーズナブルに体験できます。
シマノ・105 Di2完成車とフレームセットが用意され、発売は2023年4月下旬を予定。スペック概要と価格は下記のとおりです。
●BRIDGESTONE ANCHOR RP8
フレーム:PROFORMAT、TORAY T800+T700、電動・ワイヤーシフト兼用、ケーブル内装仕様、フラットマウントディスクブレーキ、142x12mm、PressfitBB
フロントフォーク:PROFORMAT、フルカーボン、フラットマウントディスクブレーキ、100x12mm、テーパーコラム 1-1/8 to 1-1/2
フレームサイズ:440、490、510、530mm
フレーム重量:
フレームセット:1,450g (490mm)
ステム:200g (100mm/トップキャップ除く)
シートポスト:170g
完成車重量:8.4kg(490mm、ペダルなし)
価格:
105 MODEL(シマノ・105 Di2完成車):550,000円(税込)
フレームセット:308,000円(税込)
スペシャルサイト: The ALL-ROUNDER RP | アンカー | ブリヂストンサイクル株式会社
製品情報: RP8 | ALL LINE UP | アンカー | ブリヂストンサイクル株式会社
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。