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  • 投稿の最終変更日:2022年10月1日
  • 投稿カテゴリー:コラム / ハウツー
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自転車で10km走ると、どれくらいのカロリーを消費するでしょうか。運動強度と10km走るのにかかる時間さえわかれば、簡単に計算できます。

カギを握る運動強度

運動強度を表す「メッツ値(METs値)」というものがあります。

METsは身体活動の強度を表す単位で、安静時(横になったり、座って楽にしている状態)を「1」とした時と比較して、何倍のエネルギーを消費するのかが分かります。例えば、「掃除機をかける」は3.3METs、「洗車をする(ほどほどの労力)」は3.5METsで、これらは、「軽い筋トレをすること」に相当します。

情報源: スポーツ庁 Web広報マガジン|「運動強度(METs)」で見る、効果的な身体活動は?

これだけだとなんのことだかわからないかもしれませんが、実は「こんな運動や作業をすると、メッツ値はこうだよ!」という表が公開されています。それが、国立健康・栄養研究所 の『身体活動のメッツ(METs)表』です。メッツ表はいろいろなところに出てくるけれど、まあこれが元ネタだと思ってよいです。

国立健康・栄養研究所 の『身体活動のメッツ(METs)表』(PDF直リンク)

情報源: 運動・身体活動|国立健康・栄養研究所

自転車の運動強度

自転車に乗るといってもいろいろな強度があるのですが、趣味・レジャーとして、かつ「マニアではない」と考えると、下記の2種類が目安となるでしょう。

国立健康・栄養研究所 の『身体活動のメッツ(METs)表』より

便利な計算サイトを使おう

ここまでの内容を踏まえて、計算サイトを活用しましょう。まあ、ここまでの内容を踏まえなくても計算はできるんですけど。「高精度計算サイト」のお世話になります。

リンク: 高精度計算サイト

まずは「自転車の消費カロリーの計算」を開きます。

リンク: 自転車の消費カロリーの計算 – 高精度計算サイト

自転車の消費カロリーの計算 – 高精度計算サイト

運動強度が選べるので、まずは選択肢を確認。ひとまず「自転車に乗る(15.1km)」を選んでみます。

続いて、ブラウザの別タブで高精度計算サイトの「等速度運動(所要時間を計算)」を開きましょう。

リンク: 等速度運動(所要時間を計算) – 高精度計算サイト

等速度運動(所要時間を計算) – 高精度計算サイト

速度を15.1km、移動距離を15kmとして「計算」をクリックすると……

等速度運動(所要時間を計算) – 高精度計算サイト

所要時間は39分44秒と出ました。39.75分としましょうか。

所要時間がわかれば「自転車の消費カロリーの計算」に戻ります。

リンク: 自転車の消費カロリーの計算 – 高精度計算サイト

自転車の消費カロリーの計算 – 高精度計算サイト

自転車の欄は柵ほどのまま「自転車に乗る(15.1km/時)」、時間を「39.75分」、体重には自分の体重を入れて「計算」をクリックすると、結果が出ます。体重80kgの人ならば、消費カロリーは「323kcal」となるわけです。

自分のペース、体重にあわせて計算すれば、自転車での消費カロリーがわかりますね。

食べたものの摂取カロリーを消費するのに必要な時間もわかる!

カロリーの高いものを食べてしまったあと、どれくらい自転車に乗れば消費できるんだろう——なんてことも、食べたもののカロリーがわかれば計算できますね。

ただし人間にはじっとしててもカロリーを消費する「基礎代謝」があるので、食べた分の全部を消費する必要はありません。また、計算して出てくる運動(移動)時間には当然ながら信号待ち等は含まれないので、実際に外に出て自転車にまたがっている時間はもう少し長くなることは頭に入れておきましょう。

関連リンク:コメダでいっぱい食べてしまったら!

(SUGAI Gen)

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