先日、ブリヂストンサイクルのスポーツバイクブランド「ANCHOR(アンカー)」の2023年モデルが発表されていました。その告知に記されていたのは、カラーオーダーを含むアンカーオーダーシステムが終了したというものでした。

また、22年度モデルをもちましてカラーオーダーを含むアンカーオーダーシステムを終了いたしました。

情報源: 2023年モデルの商品情報を掲載しました – 新着情報 | ブリヂストンサイクル株式会社

自転車部品の供給不足が解消しないことには、ステム長やハンドル幅、ホイールなどが選べた「セレクトパーツ」も成立しないでしょうようから、しかたがない面もあるとは思うのですが、カラーオーダーはなんとか残してほしかったですね。

さて、ANCHORの2023年モデルでフラッグシップとなるのは、2022年モデルから登場したエアロロード「RP9」ですが、そちらは相変わらずの供給不足。販売の中核となるのは、おそらく今回紹介する「RL8D」の105 Di2モデルとなるでしょう。

photo_ブリヂストンサイクル

ロングライド向けモデルであるRL8シリーズに、2021年から追加されたディスクブレーキ仕様が「RL8D」です。最近はロングライド向けモデルというと「オールロード」の方向に進むものが多く、ANCHORでもアルミモデルの「RL6D」はそっちの方向です。しかし標準で28Cタイヤを装備しつつもクリアランスがそれほど広くはないRL8Dは、どこかロードバイク然としたところがあります。

photo_ブリヂストンサイクル

2023年モデルのRL8Dは、フレームセット/105 Di2モデル/105モデルの3種類が用意されます(女性向けのRL8DWは廃盤)。完成車のホイールは、105 Di2モデル/105モデルともに、MAVIC AKSIUM DISCです。カラーは写真のオーシャンネイビーとキャニオンオレンジの2色のみで、カラーオーダーの廃止は本当に残念としか言いようがありません。

価格は下記のとおり。

●RL8D
フレームセット:225,500円(税込)
105 Di2モデル:462,000円(税込)
105モデル:352,000円(税込)

リンク: アンカー | ブリヂストンサイクル株式会社

[2024/1/6 追記]

この記事、Google検索からの「ブリヂストンアンカー なくなる」というキーワードでの流入が多いのですが、アンカーは2024年モデルでも健在です。CyclingEXが参加している「BRI-CHAN」の記事で、2024年モデルを紹介しています。

(SUGAI Gen)

自転車が絡む読み物や自転車生活に役立つ商品の紹介を、新しい「CyclingEX」に掲載しています。