先日GAINT(ジャイアント)から発表された、エアロロード「PROPEL(プロペル)」の第3世代モデル。その製品写真を見ると、完成車でもフレームセットでも、そしてグレードに関わらず、ボトルケージが付いていることがわかります。
エアロ性能をさらに向上させた新型PROPELのために専用設計されたボトルケージが、付属してくるのです。
しかもこのボトルケージ、GIANTのWebサイトではこんなふうに書かれています。
空気抵抗を軽減する新型PROPEL専用形状の軽量エアロボトルケージを標準装備。D/T用36g、S/T用25g。
情報源: 2022 GIANT Bicycles | PROPEL ADVANCED SL FRAME SET
ダンチューブ用とシートチューブ用とで、重量が違う。
これは、バイク全体でのエアロ性能を追求する中で、ボトルケージが新型PROPELのために、しかもダンチューブ用とシートチューブ用それぞれ専用に設計されていることの表れなのでした。
また、空力設計への総合的なアプローチとして、ダウンチューブとシートチューブに異なる形状の専用ボトルケージを作り、それぞれのチューブで空気抵抗を最小限に抑えました。
情報源: 2022 GIANT Bicycles | Showcase 2023 PROPEL
税込で160万円に迫る最上位グレードはもちろん、税込40万円ちょっとのシマノ・105搭載グレードまでしっかり専用ボトルケージが付属するのは、さすがGIANTだなと思いました。
リンク: エアロロードバイク「PROPEL」がフルモデルチェンジ – News
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。