密にならない移動手段として自転車が着目される中、ロードバイクを通勤などの普段使いにしたいという人も多いことでしょう。実際、朝の通勤時間帯に都心部の大通りを見れば、多くのロードバイクが行き交います。しかし、ロードバイクはそもそも普段使いに向くのでしょうか? 今週の「BRI-CHAN」の記事では、そのへんのことを考えてみました。
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ひとくちにロードバイクと言っても、いろいろなものがあります。例えばANCHOR(アンカー)のニューモデル「RP9」は正真正銘のレーシングモデル。
速いことは間違いないでしょうが、乗車時の前傾姿勢は強めですし、使われているパーツも高価かつ繊細な取り扱いが求められます。もちろん、その気になればRP9でコンビニに行くこともできますが、かといって普段使いするようなロードバイクではありません。
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では、同じANCHORでもロングライド向けの「RL8D」はどうか?
ロングライド向けなので、乗りやすさという点では万人向けです。ディスクブレーキも搭載しているので、雨の日も比較的安心と言えるでしょう。それでも、やはりフルカーボンのロードバイクは取扱いに繊細なところがあるのは変わりなく、普段使いとなると「気が引ける」というのが正直なところ。自宅で室内保管し、職場も屋内の駐輪場があるという場合なら、通勤には使えるでしょうけど。
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そのように考えると、普段使いがメインの用途であるならば、アルミフレームのエントリーグレードがやはり向いているでしょう。当たり前と言えば当たり前ですが、ビギナーにもとっつきやすく設計されたエントリーグレードは乗りやすく、扱いやすく、それでいて「ロードバイクらしさ」もちゃんと感じられて、普段使いも受け入れてくれます。
というわけで、詳しくはBRI-CHANの記事でどうぞ。
リンク: ロードバイクは「普段使い」できるか、または「普段使いできるロードバイク」について – BRI-CHAN
●BRI-CHANとは
日本を代表する自転車メーカー・ブリヂストンサイクルのファンサイトとして、2016年1月よりスタート。CyclingEXが編集部(チーフブロガー)として参加しています。
リンク: BRI-CHAN – bridgestone greenlabel fan channel「ブリチャン」
(SUGAI Gen)