ブリヂストンサイクルが、同社のスポーツバイクブランド「ANCHOR(アンカー)」のニューモデルとして以前から予告されていたロードバイク「RP9」を正式発表しました。フレームセットのほか、コンポーネントにシマノの新型デュラエースおよびアルテグラを搭載した完成車も発表されています。
トラックバイクの開発技術を惜しみなく投入し、新たなオールラウンダーとして開発されたRP9。ANCHORのレーシングラインとしては初のディスクブレーキ仕様フレームでもあります。
フレームセットの価格は以前から495,000円(税込)と発表されていましたが、正式発表に伴い完成車の仕様も明らかになっています。
フレームサイズは、440、490、510、530mmの4種類。用意される完成車は、本日正式発表となったシマノ・デュラエース仕様と、同じくアルテグラ仕様の2種類です。価格は下記のとおり。
ANCHOR RP9 DURA-ACE MODEL:1,210,000円(税込)
ANCHOR RP9 ULTEGRA MODEL:660,000円(税込)
なお、ANCHORの特徴である「セレクトパーツ」はこのRP9にも用意されており、完成車のパーツ構成を選ぶことが可能です。例えばDURA-ACE MODELに標準装備されるホイールはDT SWISS ARC1100 DICUT 50ですが、これを安価なDT SWISS PR1600 SPLINE DB 32に変更することができます(もちろん、好みのホイールに交換する前提ということになるでしょう)。
また、オリジナルのエアロステムも長さを80、90、100、110、120mmから選択できます。
カラーは、標準仕様では「RACING BLACK」のみ。
そして、東京2020オリンピック日本代表自転車競技(トラック)に供給し使用されたトラックバイクのデザインをベースにしたスペシャルカラーとして「RACING COLOR」が、165,000円(税込)のアップチャージで設定されます。
ANCHOR RP9は、2021年9月下旬より発売予定。製品情報は、下記リンク先でどうぞ。
リンク: RP9 | ALL LINE UP | アンカー | ブリヂストンサイクル株式会社
リンク: RP9 | アンカー | ブリヂストンサイクル株式会社
※世界的な需要増と供給不足により、多くのメーカー・代理店で2022年モデルが在庫僅少や納期未定といった状態になっています。詳しくは取扱販売店にお尋ねください。
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。