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  • 投稿の最終変更日:2022年4月7日
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複数の自転車を所有していると「セカンドバイク」という言葉が出てくることがあります。たいていは、メインのスポーツ自転車があって、それとは別に「メインより気軽に使える」ものがセカンドバイクと呼ばれるのではないでしょうか。

私も心なの中では、あるときはカーボンのロードバイクだったり、もしくはXCバイクだったり、何かしらスポーツバイクが「メイン」として存在していて、クロスバイクやフォールディングバイクがセカンドバイクでした。

でもこのご時世、日常的に使える自転車こそが「メイン」を張るのにふさわしいと思いませんか? そんなわけで、個人的に今欲しいと思うファーストバイクに据えたい「生活のための自転車」を6つ挙げてみます。

ASAHI OFFICEPRESS-e

ASAHI OFFICEPRESS-e
photo_あさひ

「サイクルベースあさひ」でおなじみ、ASAHIブランドの電動アシストクロスバイク。フェンダーやバスケットを標準装備したものの中では、なかなかシャープなデザインをしていてかっこいいのではないでしょうか。エコモードで約100kmと、アシスト走行距離は十分です。ディスクブレーキ採用なのも◎。

価格:129,980円(税

リンク: OFFICEPRESS e(オフィスプレスe)|製品情報|サイクルベースあさひ

関連記事: 通勤快速仕様の電動アシストクロス「ASAHI OFFICEPRESS-e」 – CyclingEX

BRIDGESTONE MARKROSA M7

BRIDGESTONE MARKROSA M7
photo_ブリヂストンサイクル

ブリヂストンはこのMARKROSA(マークローザ)シリーズを「スポーツバイク」と位置付けたいようですが、現実的には「スポーティなシティサイクル」といったところ。でも、その塩梅がよかったりするんですよね。「MARKROSA M7」は、そこらへんの純粋なスポーツ車として販売されているミニベロよりも、軽快に感じてしまうほどの走りの良さが魅力です。

価格:45,800円(税別)

リンク: マークローザ | ブリヂストン グリーンレーベル | 自転車 | ブリヂストンサイクル株式会社

YAMAHA PAS minä

YAMAHA PAS minä
photo_ヤマハ発動機

シティサイクルタイプの電動アシスト自転車が、どうしても拭い去ることができない野暮ったさ。そこに「北欧テイスト」を持ち込んで頑張っているのが、ヤマハのPAS minä(パス ミナ)です。2015年に発売された当初は女性チームが開発したことが強調されていて、実際のところ「女性向け」ということなんでしょうが、性別を問わず使えるモダンなデザインだと思います。2021年モデルでは、走行状況に応じてアシストモードを自動調整する「スマートパワーモード」を新たに搭載しました。

価格:126,000円(税別)

リンク: PAS minä – 電動自転車 | ヤマハ発動機

Cannondale Treadwell EQ

Cannondale Treadwell EQ
photo_キャノンデール・ジャパン

アメリカのスポーツバイクブランド(の日本代理店)は、ときどきこういうシティバイクを日本市場に投入し、数年でやめて……というのを繰り返すわけですが、2020年モデルで登場したCannondale(キャノンデール)のTreadwell(トレッドウェル)は、無事に2021年モデルが登場! 安楽なポジションとそこそこのスピードで、街乗りを楽しみたい1台です。

価格:89,000円(税別)

リンク: Treadwell EQ | Fitness Bikes | Cannondale

BRIDGESTONE TB1e

BRIDGESTONE TB1e
photo_ブリヂストンサイクル

上で紹介したMARKROSAもそうですが、ブリヂストンは「シティサイクル寄りのスポーツサイクル」もしくは「スポーツサイクル寄りのシティサイクル」に妙なこだわりをもっているようです。電動アシストクロスバイクの人気モデル「TB1e」も、ホイールが27インチだったり、リアにローラーブレーキを採用したりと「らしい」フォーマット。でもフレームがしっかりしているのと、27インチの径(700Cクロスバイクより大きい)を活かした走りは、確かにスポーティです。

価格:129,800円(税別)

リンク: TB1e | スポーツ向け自転車 | 電動アシスト自転車 | ブリヂストンサイクル株式会社

DAHON Route

DAHON Route
photo_アキボウ

DAHON(ダホン)のエントリーモデルである「Route(ルート)」。変速段数は7段ですが、別にそれで足りないということもないでしょう。12.2kgという重量も軽いとは言えないですが、重たいわけでもなく、これで輪行することだってできます。折りたたみのしやすさはDAHONの他のモデルと変わりませんし、フェンダーが標準装備されていたり、ハンドルの高さが簡単に調節できたりといった点は、上位モデルより優れています。街乗りメインでたまに折りたたんで持ち運びたい——という使い方なら、これで十分どころか「ベストバイ」でしょう。

価格:51,000円(税別)

リンク: Route – PRODUCT | DAHON OFFICIAL SITE – ダホン 公式サイト


スポーツサイクルに親しんでいると、どうしても自転車をスポーツサイクル中心の目線で考えがちですが、毎日の生活を豊にしてくれる普段使いの自転車の価値も、もう一度見直したいと思う今日この頃です。

※本稿執筆段階では、多くのメーカー・代理店で2021年モデルが在庫僅少や納期未定といった状態になっています。詳しくは取扱販売店にお尋ねください。

(SUGAI Gen)