名車と言われたモデル名を「復活」させることが多い、PINARELLO(ピナレロ)。2021年モデルでは「PARIS(パリ)」が帰ってきた。
2021年モデルとして登場したPARISは、オールランドなエアロロードという位置づけだ。つまりエアロ性能を高めつつも、ジオメトリーは多様なライディングスタイルに対応可できるものとし、タイヤは最大700×30Cまで装着可能——と、万能性をもたせているわけだ。
フレーム素材はT600 UDカーボンで、フォークはもちろんONDAが組み合わされる。シマノ・105搭載(ミックスコンポ)のディスクブレーキ仕様完成車のみの販売となるが、「WUP ホィールアップグ レードプログラム」 の対象となり、上位のホイールにアップグレードして購入可能だ。
スペック
マテリアル:High Strength Carbon T600 UD
フロントフォーク:ONDATM with ForkFlap High Strength Carbon T600
ボトムブラケット:イタリアン
メインコンポ:シマノ・105
クランク:シマノ・FC-RS510 50/34T
ブレーキ:シマノ・105 油圧ディスク
ホイール:シマノ・RS171 DB
最大タイヤサイズ:700 x 30C
サイズ:43、46、49、51.5、53、54.5、56、58(C-C)
価格:339,000円(税別)
カラー
詳細については、ピナレロジャパンのWebサイトでごらんいただきたい。
リンク: PARIS DISK | ピナレロジャパン オフィシャルサイト
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。