cervélo(サーヴェロ)を代表するエアロロードバイク「S5 Disc」の2021年モデルとなる、ニューカラー3種が発表されている。
2018年に2019年モデルとして発表された、現行のS5 Disc。登場から丸2年が経とうとしているが、他のエアロロードが「○○よお前もか」と言われるほど似通ってきている中、今でも斬新さを保っているフレームだと言える。
今回登場したカラーは、全3種。Carbon/Metallic、Blue Chameleon、Grey/Carbonだ。カラーによって用意される完成車のバリエーションが異なっているので、記事後半にまとめた。また、3カラーともフレームセットは用意される。
独特なシートチューブ形状、ステムと一体にデザインされたハンドルバー、そして何よりもすべてのケーブルが内装化されることにより、空力性能が高められた現行S5。
こちらのGrey/Carbonを見ると、ずいぶんとシンプルなデザインにまったなという印象を受ける。塗り分けがシンプルに見えるのは、各ブランドの2021年モデルに共通しているように思うが、気のせいか。
しかしよく見れば、ダウンチューブのブランドロゴとその周辺は、色調の異なるブラックが用いられているのがわかる。
フレームセットで購入する際には、「ハンドル幅」と「ステム長」が指定できるのはポイント。完成車もあるが、フレームセットを選ぶ意義が大きいだろう。
ラインナップは下記のとおり。
S5 Disc Carbon/Metallic
Dura Ace Di2 R9170 完成車:1,380,000円(税別)
SRAM RED eTap AXS 完成車:1,380,000円(税別)
Ultegra R8020 完成車:820,000円(税別)
フレームセット:590,000円(税別)
※フレームセットで注文の際は「ハンドル幅」と「ステム長」が指定可能
S5 Disc Blue Chameleon
Ultegra Di2 R8070 完成車:995,000円(税別)
フレームセット:590,000円(税別)
※フレームセットで注文の際は「ハンドル幅」と「ステム長」が指定可能
S5 Disc Grey/Carbon
Ultegra Di2 R8070 完成車:995,000円(税別)
Ultegra R8020 完成車:820,000円(税別)
フレームセット:590,000円(税別)
※フレームセットで注文の際は「ハンドル幅」と「ステム長」が指定可能
詳しい仕様については、東商会のWebサイトにて。
リンク: cervélo | Lineup:取扱いブランド | 東商会
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。