キャノンデール・ジャパンが、グラベルバイク「Topstone Carbon」のニューモデルとして、レフティ版とE-BIKE版を追加し発表しています。
2020年モデルとして昨年発表された、リアサスペンションをもつグラベルバイク「Topstone Carbon」。今回新たに追加されたのは、Cannondaleならではの肩持ちサスペンションフォーク「Lefty」を搭載したバージョンと、(なんと)E-BIKEです。
Topstone Carbon Lefty
キャノンデール・ジャパンは「Topstone Carbon Lefty」について、『遊び心を忘れず、ジャンルにとらわれることなく、あらゆる瞬間を最大限に楽しむという初代グラベルバイクSlate(スレート)の真髄を継承しつつ、グラベル用に開発された最新フォークLefty Oliver(レフティオリバー)を搭載した誰も成し得なかったフルサスペンショングラベルバイク』であると説明します。
昨年「Topstone Carbon」が発表され話題となる一方で、Leftyを搭載した「Slate」がカタログ落ちしたことにガッカリした人も、少なくなかったのではないでしょうか。今回のTopstone Carbon Leftyは「Slate欲しかったのに」という人への、ひとつの回答なのかもしれません。フォークのトラベル量は30mmですが、グラベルライドではこの30mmが効果を発揮するでしょう。
Topstone Carbon Leftyのラインナップは「1」と「3」の2モデルとなっています。メインコンポーネントは「1」がSRAM Force eTap AXS HRD、「3」がシマノ・GRX(11速)を採用。タイヤサイズはどちらも650×47Cとなっています。ホイールを交換し700×37Cを使用することも可能です。
Topstone Carbon Lefty 1
価格:750,000円(税別)
Topstone Carbon Lefty 3
価格:380,000円(税別)
Topstone Neo Carbon/Topstone Neo Carbon Lefty
そして今回の大きなトピックであるE-BIKEバージョンが、「Topstone Neo Carbon」と「Topstone Neo Carbon Lefty」です。
Cannondaleから発売されている他のE-BIKE同様に、アシストユニットはBosch製を採用しています。
「Topstone Neo Carbon 4」は700×37Cタイヤでリジッドフォークを搭載し、メインコンポーネントはシマノ・GRX(10速)採用。「Topstone Neo Carbon Lefty 3」は650×47CタイヤでLefty搭載、メインコンポーネントはシマノ・GRX(11速)です。
Topstone Neo Carbon 4
価格:500,000円(税別)
Topstone Neo Carbon 3 Lefty
価格:600,000円(税別)
製品についての詳細は、CannondaleのWebサイトでどうぞ。
リンク: キャノンデール | Cannondale Bikes – Creating the Perfect Ride
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。