サイクルモード2019のヤマハ発動機ブースで、E-MTBのコンセプトモデルがふたつ出展されていました。
お題その1は、エンデューロモデル。
「まだこの先どうするか、まったく決まっていない」とのことで、フルサスE-MTBの方向性を探っている段階のようです。
バッテリーが双胴のダウンチューブに挟み込まれているのが、最大の特徴ではないでしょうか。
ホイールサイズは29er。果たして実際に販売されることになるのでしょうか。
そしてもうひとつのお題。
フレームだけで展示されていたこちらは、27.5インチホイールのオールマウンテンモデルとのこと。ダウンチューブの構造を見ることができます。
実はこれ、東京モーターショーのほうに出展されていた「YPJ-YZ」のフレームとのことでした。モーターショーではモーターサイクルのイメージを狙って「あえて」のカラーリングとしたようでうす。
というわけで、フルサスE-MTBの開発がどのように陽の目を見るのか、注目です。
リンク: 電動アシスト自転車 PAS/YPJ | ヤマハ発動機
リンク: 『人はもっと幸せになれる』をテーマに18モデルを出展 第46回東京モーターショー2019 ヤマハブース概要 – 広報発表資料 | ヤマハ発動機
リンク: 日本最大のスポーツバイクイベント「サイクルモード」がお届けするスポーツ自転車の総合情報サイト
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。