ホダカのスポーツサイクルブランド「KhodaaBloom(コーダーブルーム)」から、カーボンパーツを用い軽さを追求したクロスバイク「RAIL LIMITED(レイル リミテッド)」を紹介。
もともと軽さでは定評のあるクロスバイク「RAIL」シリーズですが、このLIMITEDは台数限定のスペシャルモデル。随所に高級パーツが採用され、2020年モデルでは、なんと完成車重量が8kgを切っているとのこと。
どんなパーツが使われているのか、見ていきましょう。
まず、フロントフォークはフルカーボン製です。まあ、これは想定内か。
メインコンポーネントはシマノ・ティアグラで、これもクロスバイクの最上位グレードにはよくある選択です。しかし、このクランクを見てください。FSAの「SL-K」カーボンクランクが使われています。チェーンリングは48×32Tです(リアのスプロケットは12-28T)。
次に目についたのが、ハンドルバーです。こちらもカーボン製。
そしてサドルは、Prologoのnago EVO nackです。
そう、カーボンレールのサドルなんです。
そして、タイヤ。
Continental GRANDPRIX 5000の700×25Cです。ちなみに2019年モデルは同4000でした。
パーツばかり見てきましたけど、フレームの仕上げもきれいですよ。
サイズは400、440、480の3種類。価格は140,000円(税別)となっています。2020年2月入荷予定とのことですが、生産台数はかなり少ないそうなので、欲しい人は予約するのが無難。
「軽量で高性能なスポーツサイクルが欲しいけど、ドロップハンドルは嫌」という、絶対数は少ないけれど確実に存在するニーズをピンポイントで狙ってきた、RAIL LIMITEDの紹介でした。
リンク: コーダーブルーム
※本稿執筆段階では2020年モデル未掲載
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。