自転車のみならずパーツ&アクセサリーも豊富に揃え、近年はホイールやコクピット関連などのコンポーネントも充実しているGIANT(ジャイアント)。そしてついに、オリジナルのサスペンションフォークも登場し、トレイルMTB「FATHOM(ファゾム)」に搭載されました。
新たに発表された「CREST 34 RCL」は、120mmのトラベル量をもち、エアスプリングを採用したトレイル向けのサスペンションフォークです。
同社の40年以上に渡る、自転車・コンポーネント製造から培った技術を投入。リーズナブルながら、幅広い地形とライディングスタイルに対応させています。
この「CREST 34 RCL」が、GIANT 2020年モデルのトレイル向けMTB「FATHOM 2」に搭載されました。日本のトレイルにもぴったりな67°のヘッドアングルが特徴で、27.5×2.6インチのタイヤ、12速ワイドギアレンジのSRAM SX EAGLEコンポーネント、そしてドロッパーポストを装備しながら、10万円台半ばと魅力的な価格を実現しています。
トレイルライドの入門に「間違いない」1台のひとつと言えるでしょう。
●FATHOM 2
価格:140,000円(税別)
サイズ: 370(XS)、390(S)、445(M)mm
カラー: マットデザートサンド
情報源: スムーズで正確な「CREST 34」サスペンションフォーク発表 – News
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。