TREK(トレック)の2020年モデルとしてXC向けMTB「Supercaliber(スーパーキャリバー)」が発表されています。
「ハードテールとフルサスとの間を埋める斬新なXCバイク」と謳うSupercaliberには、どんな機構が採用されているのでしょうか。
TREKとFOXが4年という期間をかけて開発した「IsoStrut(アイソ・ストラット)」こそが、新しいSupercaliberのキーテクノロジー。
IsoStrutはフレーム一体型の60mmトラベルサスペンションであり、ハードテールのように軽く、フルサスバイクのようなトラクションが得られると、TREKは説明します。
シートステーは、ピボットレス構造です。高い強度をもちつつしなりを生むOCLV Mountain カーボンが、それを可能にしています。
XCレース向けであるため、全モデル全サイズで29erを採用します。
ラインナップは下記のとおりです。
●Supercaliber 9.9
メインコンポーネント:SRAM XX1 Eagle
価格:1,050,000円(税別)
●Supercaliber 9.8
メインコンポーネント:SRAM GX Eagle
価格:648,000円(税別)
●Supercaliber 9.7
メインコンポーネント:SRAM NX Eagle
価格:539,000円(税別)
製品情報は下記リンクからどうぞ。
リンク: Supercaliber | Trek Bikes (JP)
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。