BIANCHI(ビアンキ)のVIA NIRONE(ビアニローネ)と言えばエンデュランス系のアルミロードだったわけですが、2020年モデルでは新たにオールロードと謳った「VIA NIRONE 7 ALLROAD SHIMANO GRX400」が登場しています。
オフィシャルWebサイトに掲載されている製品写真はデザイン見本で、本来のスペックと異なるところがあります。
実際には、メインコンポーネントはシマノ・GRX400(リア10速)を搭載、ブレーキもGRX400の油圧式ディスクブレーキです。
フレームの形状は確かにロードバイクのVIA NIRONEと同様に見えますが、前後ともスルーアクスルを採用。チェーンステーも伸ばされています。タイヤは700×32Cを標準装備し、より太いサイズのタイヤにも対応します。
さて、ここで言う「オールロード」って何だ?という話なのですが、どうやらBIANCHIは、いわゆるグラベルロードやアドベンチャーロードをゆるく「オールロード」と括っているようです。そしてこのVIA NIRONE 7 ALLROAD SHIMANO GRX400に関して言えば「アドベンチャーには振ってないグラベルロード」と言った立ち位置になるでしょう。
価格は188,000円(税別)です。
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リンク: Bianchi
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。