Cannondale(キャノンデール)が2020年モデルとして発表したグラベルロードバイク「Topstone Carbon(トップストーンカーボン)」を、写真にて紹介します。
●Topstone Carbon Force eTap AXS(税別価格:595,000円)
2019年モデルでまずアルミモデルが発表されたTopstoneシリーズ。そして遅れること1年、新たに登場したのがTopstone Carbonです。リアステーとシートチューブの接続部をスルーアクスルピボットとすることで、最大30mmのフレックスをもたせた「Kingpin」というサスペンションシステムが搭載されているのが大きな特徴です。
今回紹介するのは、メインコンポーネントにSRAM Force eTap AXSを採用した完成車です。
外観上のポイントとしては、リア三角がとても小さくなっているのが目立ちますね。
これが「Kingpin」のピボットです。このピボットとチェーンステーのしなりで、最大30mmのフレックスを実現しています。
少し話が飛びますが、コクピット部の様子。SAVEバーが採用されています。
2×12スピードのSRAM Force eTap AXSを搭載。チェーンリングは46/33T、リアスプロケットは10−33Tです。
22mmハイトのカーボンホイールに700×37Cタイヤを装着しています。
リアのクリアランスはこんな感じ。
ブレーキは前後160mmローターです。
ダウンチューブのボトルケージ台座は、3つ穴。トップチューブにも台座があります。
フロントフォークにはフェンダーやキャリアのマウントも備わっています。
fabricのサドルを装備。
アルミモデルではドロッパーシートポスト対応が話題でした。今回のカーボンフレームでもドロッパーシートポストに対応していますが、標準装備は見送られています。
サイズ違いも撮ってみました。
XSサイズです。見た目の印象がMサイズと異なります。
このあたりに、だいぶ差が出ます。
以上、「Topstone Carbon Force eTap AXS」の紹介でした。
関連記事: Cannondaleがグラベルバイク「Topstone Carbon」を発表 – CyclingEX
リンク: キャノンデール | Cannondale Bicycles
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。