GIANT(ジャイアント)が、E-MTB(電動アシストマウンテンバイク)2機種を、2020年モデルとして日本市場に投入すると発表しています。価格等の詳細は追って発表される予定です。
すでに各国の市場で、シティタイプからロードバイク、そしてMTBまで多彩なE-BIKEを投入しているGIANTですが、日本市場の2019年モデルでは、GIANTブランドのESCAPE RX-E+、およびと女性向けのLiv(リブ)ブランドからESCAPE RX W-E+が発売されているのみとなっています。
そんな中、2020年モデルとしてE-MTBが2機種発売されることが発表されました。フルサスペンションバイクの「TRANCE E+ PRO」と、ハードテイルの「FATHOM E+ PRO」で、どちらもヤマハ発動機と共同開発したパワーユニット「SyncDrive Pro」を採用。バッテリーはダウンチューブへと完全に内装され、スマートなルックスを実現しています。
●TRANCE E+ PRO
サイズ:405(S)、465(M)mm
重量:24.3kg(405mm)
カラー:カメレオン
フレーム:ALUXX SL-Grade Aluminum Maestro Suspension OLD148mm
フォーク:FOX 36 FLOAT RHYTHEM 27.5+ Boost OverDrive Column 150mm Travel 15mm Axle E-Bike Optimized
ショック:FOX FLOAT DPS Performance EVO TRUNNION MOUNT L: 185 T: 52.5mm
クランクセット:PRAXIS E-CADET 36T 165mm
コンポーネント:SHIMANO SLX 11S
ブレーキ:SHIMANO MT-520 203mm Rotors
タイヤ:MAXXIS DHF EXO TR [F]、HIGHROLLER 2EXO TR [R] 27.5×2.6
モーター:GIANT SYNCDRIVE PRO 80Nm
バッテリー:GIANT ENERGYPAK SMART 500、36V-13.8Ah リチウムイオンバッテリー
コントローラー:GIANT RIDECONTROL ONE
変速段数:11スピード
●ATHOM E+ PRO
サイズ:405(S)、445(M)mm
重量:23.6kg(405mm)
カラー:ブラック
フレーム:ALUXX SL-Grade Aluminum OLD148mm
フォーク:SR SUNTOUR RAIDON 32 Boost Air LOR OverDrive Column 120mm Travel 15mm Axle
クランクセット:PRAXIS E-CADET 36T 165mm
コンポーネント:SHIMANO DEORE 10S
ブレーキ:SHIMANO MT-200 180mm Rotors
タイヤ:MAXXIS FOREKASTER EXO TR 27.5×2.6
モーター:GIANT SYNCDRIVE PRO 80Nm
バッテリー:GIANT ENERGYPAK SMART 500, 36V-13.8Ah リチウムイオンバッテリー
コントローラー:GIANT RIDECONTROL ONE
変速段数:10スピード
●ただ売るのか、環境整備も行うのか
GIANTが日本市場にE-MTBを投入するとなると、それをどう売るつもりなのかが気になるところ。新たなアクティビティとして裾野が広がるように環境整備にも力を入れるのでしょうか。その展開に注目したいと思います。
ジャイアントは、新型Eマウンテンバイク(E-MTB)2種、「TRANCE E+ PRO」および「FATHOM E+ PRO」の発売を8月末から開始いたします。
情報源: 新型Eマウンテンバイク2種を2020モデルで発表! – News
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。