Cannondale(キャノンデール)が、同社のロードバイク「SuperSix EVO」をフルモデルチェンジし、発表しています。
新型SuperSix EVOはココが変わった!
従来モデルとはまったく異なるシルエットになった、2020年モデルの新型SuperSix EVO。主な変更点は次のとおりです。
・フレーム重量を増やすことなくエアロ性能を向上
・KNØTホイールやKNØT SAVEシートポスト、SAVEバーなどを採用しインテグレーションを強化
・僅かにスタックは長く、リーチが短くなったジオメトリーで、従来より僅かに緩やかなポジションへ
・垂直方向のフレックス性能が従来モデルより18%向上
・700×25Cタイヤを標準装備、700×30Cまで装着可能なクリアランスを確保(ディスクブレーキモデル)
新型SuperSix EVOと従来のHi-MODディスクを56cmサイズで比較すると、新型はフレーム、フォーク、シートポストを含むシステムウェイトで19g軽量になっています。ただ、極端な軽量化に走っていないのも事実で、システムインテグレーションとエアロ性能の向上による総合性能の強化を図ったモデルチェンジとなっています。
20万円台から100万円まで幅広い価格帯のラインナップ
ロードバイクがとかく高額になりがちな中にあって、Cannondaleでは新型を「より多くの人へ」と考えているようです。Hi-MODディスクの最上位モデルは税別100万円を超える一方で、非Hi-MODでは税別30万円未満で手に入るディスクブレーキ完成車や、税込でも25万円を切るリムブレーキ完成車が用意されるなど、幅広い価格帯で展開しているのが特徴でもあります。これがどのように市場に受け入れられるか、注目です。
それでは、各グレードを紹介します。
SuperSix EVO
Hi-Mod Disc Dura Ace Di2
価格:1,050,000円(税別)
SuperSix EVO
Hi-Mod Disc Ultegra Di2
価格:795,000円(税別)
SuperSix EVO
Hi-Mod Disc Dura Ace
価格:720,000円(税別)
SuperSix EVO
Carbon Disc Force eTap AXS
価格:595,000円(税別)
SuperSix EVO
Carbon Disc Ultegra
価格:390,000円(税別)
SuperSix EVO
Carbon Ultegra 2
価格:280,000円(税別)
SuperSix EVO
Carbon Disc 105
価格:260,000円(税別)
SuperSix EVO
Carbon 105
価格:220,000円(税別)
新型SuperSix EVO各モデルの詳細は、CannondaleのWebサイトでどうぞ。
リンク: ロードバイク – SuperSix EVO | Cannondale Bicycles
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。