TREK(トレック)のシクロクロスバイク「Crockett(クロケット)5 Disc」がモデルチェンジし、2020年モデルとして発売されています。

Crockettはアルミフレームのシクロクロスバイクで、シクロクロスレースでの担ぎやすさも考慮した軽量フレームと、SRAM製1×11速ドライブトレインを搭載しているのが特徴です。

2020年モデルでは、フレームを一新。シクロクロスに特化したジオメトリーはそのままに、同社のアルミロードバイク「Émonda(エモンダ)ALR」と同様のスマートな造形となりました。ヘッドチューブを真正面から見れば、カーボンフレームに思えるデザインです。

コンポーネントは、1×11のSRAM Rival 1を搭載。クランクセットはPraxis Albaで、チェーンリングは40Tが備わっています。リアのカセットは11-32Tです。

タイヤは700×32Cのものを標準装備しています。38Cタイヤを装着してもなお、両側に4mmのクリアランスを確保できるとのこと。標準より太いタイヤに交換して、グラベル&アドベンチャーバイクのように使うこともできるでしょう。

シクロクロスレースで使える性能をもちながら、シクロクロス以外にも使える懐の深さがあるのがCrockettの特徴で、上の写真のようにフェンダーを取り付けることも可能です。ふだんは通勤に使いつつ、シーズンに何度かシクロクロスレースに出る——という使い方もできます。
ちなみにTREKには、ツーリングにも使えるグラベルロードバイクが欲しい人には「Checkpoint(チェックポイント)」シリーズが、シクロクロスのことだけを考えたい人には「Boone(ブーン)」シリーズという選択肢があります。
Crockett 5 Disc(2020年モデル)の価格は、229,000円(税別)です。

製品情報: Crockett 5 Disc | Trek Bikes (JP)
(Gen SUGAI)
