シマノが、MTBコンポーネント「DEORE XT」と「SLX」のモデルチェンジを発表しています。最上位グレードの「XTR」に続いて、リア12速を採用しました。
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DEORE XTは「M8100シリーズ」、そしてSLXは「M7100シリーズ」となった今回のモデルチェンジ。両者に共通する最大のトピックは、もちろん12速化です。フロントはシングルとダブルを用意。1×12スピード、または2×12スピードという構成になります。
フロントチェーンリングは歯先形状を工夫してチェーンの噛み合いをよくした「DYNAMIC CHAIN ENGAGEMENT+(ダイナミックチェーンエンゲージメントプラス)」を採用。
そしてカセットスプロケットとチェーンは、スピード、シフト効率、滑らかさを追及した「HYPERGRIDE+(ハイパーグライドプラス)」により「変速にかかる時間をこれまでの約1/3に短縮」(シマノプレスリリースより)したといいます。
フロントシングル用のリアディレイラーは、10-51Tのカセットスプロケット対応。ダブル用として、10-45Tに対応するリアディレイラーも用意されます。フリーボディも小型化し、トップ10Tのギアに対応しました。
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シフトレバーととブレーキの形状は見直され、取付位置の調整範囲も広いものとなっています。
また、XTグレードのペダルが、XCレース用SPDペダル「PD-M8100」、トレイル走行やエンデューロ向けのSPDペダル「PD-M8120」、フラットペダルの「PD-M8140」と、3種類発売されます。
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DEORE XTは2019年6月14日、SLXは2019年7月の発売を予定しています。
2020年モデルのMTB完成車にも、多く採用されそうですね。
情報源: SHIMANOのマウンテンバイクコンポーネンツ「DEORE XT」「SLX」がモデルチェンジ|シマノセールス株式会社のプレスリリース
リンク: ついに12速化:シマノが新型「XTR」M9100シリーズを発表 – CyclingEX
(Gen SUGAI)
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