CyclingEXが参加し、隔週金曜日に更新しているブリヂストンサイクルのファンサイト「BRI-CHAN」。今週は、BRIDGESTONE GREEN LABELの「MARKROSA 7S(マークローザ7S)」という街乗り自転車について紹介しています。
シティサイクルとクロスバイクを融合した、その中でもよりシティサイクル寄りの——といったようなポジションの自転車です。オプションのフロントバスケット(前カゴ)も取り付けた状態で乗ってみました。
「ブリヂストンサイクルのファンサイト」を名乗っており、しかもメーカーの協力・協賛もいただけているというのはWebメディアをやっている者としてはありがたい話ですが、だからこそ「それとこれとは別」ということで、製品については厳しい目でチェックしています。
それでもやはり、このマークローザ 7Sは「結構いいじゃん」と思わせるだけの性能を持っている自転車だと感じました。
メーカーはスポーツバイクと謳っているけどそれはさすがに無理があって、実態は「スポーティな街乗り自転車」です。タイヤがシティサイクル用の26型や27型だったりするのも、その象徴でしょう(なかなか軽快感のあるタイヤだとは思います)。
しかし「シティサイクル」として考えれば、走りは軽快かつしっかりしており、事前の想像より乗っていて楽しいし、十分に「スポーティ」だと言えます。距離的には5kmくらいの移動が想定だと思いますが、もう少し長い距離でも全然行ける感じです。それでいて、実用性は完全にシティサイクルのそれ。つまり便利。
価格は、46,800円〜47,800円(税別)です。消費税込みだと5万円を超えるので、そりゃ「よい自転車でないと困る」というものですが、その点では期待を裏切りません。もちろん、似たようなカタチの自転車がもっと安く売られているのも事実で、それが難しいところですが。
でも「スポーツ自転車が欲しいわけじゃないけど、よい自転車が欲しい」という人にはぴったりハマると思います。「自転車には妥協できないお父さん」が家族にすすめる1台としても、アリかと。駅の駐輪場なんかでは結構見かけるので、伝わるところには伝わっているのでしょう。何気に、10年というロングセラーになっていますし。
ホリゾンタルフレーム仕様がカタログ落ちしたのは、ちょっと残念ですけどね。
というわけでMARKROSA 7Sについての詳細は、BRI-CHANでごらんください。
リンク: MARKROSA 7Sが片道5kmの自転車通勤におすすめの理由 — BRI-CHAN
●BRI-CHANとは
日本を代表する自転車メーカー・ブリヂストンサイクルのファンサイトとして、2016年1月よりスタート。CyclingEXが編集部(チーフブロガー)として参加しています。
リンク: BRI-CHAN – bridgestone greenlabel fan channel「ブリチャン」
車両提供:ブリヂストンサイクル
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。