Cannondale(キャノンデール)のラインナップに「SE Collection」と呼ばれるものがあるのをご存知でしょうか。

オンロードとオフロードのどちらも楽しめる「SLATE」をはじめとして、2019年モデルで新たに登場したグラベルロードバイクの「TOPSTONE」、そしてエンデュランス系のロードバイク「SYNAPSE」の中でも太めのタイヤとワイドなギアを備えたモデルが「SE Collection」としてまとめられているのです。

オンロードを速く走るだけではなく、急な坂、荒れた路面、ときには舗装されていないような道など、多様な場面に対応し、思いのままにサイクリングを楽しめるようになっています。

今回は、そんなSE Collectionのラインナップを紹介します。

●SYNAPSE CARBON DISC ULTEGRA SE

photo_キャノンデール・ジャパン

振動吸収性の高さに定評があり、速さと快適性を兼ね備えた「SYNAPSE CARBON DISC」に、太めの700×30Cチューブレスレディタイヤと11-34Tとワイドなスプロケットを装備したモデルです。

フレーム:カーボン
フォーク:カーボン
ブレーキ:油圧式ディスク
メインコンポーネント:シマノ・アルテグラ
フロントギア:50/34T
リアスプロケット:11-34T(11S)
タイヤサイズ:700×30C
価格:370,000円(税別)

●SYNAPSE CARBON DISC 105 SE

photo_キャノンデール・ジャパン

メインコンポーネントにシマノ・105、ブレーキも105の油圧式ディスクを搭載しています。

フレーム:カーボン
フォーク:カーボン
ブレーキ:油圧式ディスク
メインコンポーネント:シマノ・105
フロントギア:50/34T
リアスプロケット:11-34T(11S)
タイヤサイズ:700×30C
価格:290,000円(税別)

●SYNAPSE CARBON DISC WOMEN’S 105 SE

photo_キャノンデール・ジャパン

SYNAPSE CARBON DISC 105 SEの女性向けモデルです。

フレーム:カーボン
フォーク:カーボン
ブレーキ:油圧式ディスク
メインコンポーネント:シマノ・105
フロントギア:50/34T
リアスプロケット:11-34T(11S)
タイヤサイズ:700×30C
価格:290,000円(税別)

●SYNAPSE DISC 105 SE

photo_キャノンデール・ジャパン

SYNAPSE SEのアルミフレームバージョンです。ブレーキは機械式ディスクのTEKTRO Spyre-Cを搭載。また、フロントチェーンリングの歯数が48/32Tとなっているのが特徴です。バイクパッキングで旅に出る際の相棒にもぴったり。

フレーム:アルミ
フォーク:カーボン
ブレーキ:機械式ディスク
メインコンポーネント:シマノ・105
フロントギア:48/32T
リアスプロケット:11-34T(11S)
タイヤサイズ:700×30C
価格:170,000円(税別)

●SLATE FORCE 1

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ドロップハンドルながら、650Bホイールや30mmトラベルのLEFTY(片持ち)フォークをもつユニークなバイクです。例えば、オンロードメインでサイクリングしつつも、途中でトレイルに立ち寄ることもOK。

フレーム:アルミ
フォーク:LEFTYフォーク 30mmトラベル
ブレーキ:油圧式ディスク
メインコンポーネント:SRAM FORCE 1
フロントギア:44T
リアスプロケット:11-42T(11S)
タイヤサイズ:650B×42C
価格:390,000円(税別)

●SLATE APEX 1

photo_キャノンデール・ジャパン

SLATEのセカンドグレードです。フロントギアは44Tのシングルですが、リアのスプロケットを11-42Tとワイドにしてあります。

フレーム:アルミ
フォーク:LEFTYフォーク 30mmトラベル
ブレーキ:油圧式ディスク
メインコンポーネント:SRAM APEX 1
フロントギア:44T
リアスプロケット:11-42T
タイヤサイズ:650B×42C
価格:340,000円(税別)

●TOPSTONE APEX 1

photo_キャノンデール・ジャパン

2019年モデルで新たに登場したグラベルロードバイクで、ハンドルに設けたスイッチでサドルの上げ下げができるドロッパーシートポストを標準装備しているのが特徴です。タイヤサイズは700×40Cと、SYNAPSE SEよりもずっと太くなっています。

フレーム:アルミ
フォーク:カーボン
ブレーキ:油圧式ディスク
メインコンポーネント:SRAM APEX 1
フロントギア:40T
リアスプロケット:11-42T(11S)
タイヤサイズ:700×40C
価格:220,000円(税別)

●TOPSTONE 105

photo_キャノンデール・ジャパン

TOPSTONEのシマノ・105完成車です。フロントギアはダブルになっています。ダボやアクセサリー台座が豊富に備わっているので、ツーリング仕様にするのもよいでしょう。

フレーム:アルミ
フォーク:カーボン
ブレーキ:油圧式ディスク
メインコンポーネント:シマノ・105
フロントギア:46/30T
リアスプロケット:11-34T(11S)
タイヤサイズ:700×40C
価格:190,000円(税別)

●TOPSTONE SORA

photo_キャノンデール・ジャパン

TOPSTONEのエントリーグレードです。グラベルロードバイクを体験してみたい、自転車で旅に出てみたい、1台でもなんでもこなせるスポーツ自転車がほしいといった人にはぴったりでしょう。

フレーム:アルミ
フォーク:カーボン
ブレーキ:機械式ディスク
メインコンポーネント:シマノ・ソラ
フロントギア:46-30T
リアスプロケット:11-34(9S)
タイヤサイズ:700×40C
価格:115,000円(税別)

●CAADX TIAGRA SE

photo_キャノンデール・ジャパン

シクロクロスバイクのレーシング性能と、毎日の通勤にも使える汎用性を兼ね備えたアルミバイクです。

フレーム:アルミ
フォーク:カーボン
ブレーキ:機械式ディスク
メインコンポーネント:シマノ・ティアグラ
フロントギア:48/32T
リアスプロケット:11-34T(10S)
タイヤサイズ:700×37C
価格:140,000円(税別)


●ふつうのロードバイクに飽きたら。もっと遠くまで自由に走りたくなったら。

日本で一般的にサイクリングの好適地とされる場所を走っている限り、どこも舗装が整っていて、ロードバイクが1台あれば事足りると感じる人が多いでしょう。

しかし実際には、私たちがロードバイクに乗っているときは、自然と快適な舗装路を選んでいるのです(当たり前ですよね)。もしくは、目の前に予期せぬ未舗装路が現れたときは、少しがっかりしながら迂回路を探すことになるでしょう。

SE Collectionのバイクであれば、もっと自由にサイクリングを楽しむことができます。舗装が途切れたとしても、ちょっとした冒険心をもってそのまま進めばよいのです(もちろん、ときとして道そのものが途切れていることもあるので注意は必要ですが!)。

舗装路ではなく「道」を楽しむ自転車——それが、CannondaleのSE Collectionだと言えるでしょう。

リンク: ロードバイク – SE Collection | Cannondale Bicycles

リンク: キャノンデール | Cannondale Bicycles

リンク: 最近グラベルロードばかり乗っている – otona-lab.com

関連記事: Cannondale 2019年モデル:写真で見るグラベルロード「Topstone」 – CyclingEX

(Gen SUGAI)