ブリヂストンサイクルが、子供乗せを卒業した女性をターゲットとした電動アシスト自転車「il mio(イルミオ)」のホワイトモデルを発表しています。光文社の雑誌「STORY」と共同開発されたモデルで、昨年秋にトーブ(サンドベージュ)カラーが限定先行発売されていました。
子供乗せ卒業の40代にとって「ファッションに合う素敵な電動自転車がない」という切実?な問題提起からスタートした、il mioの開発ストーリー。
情報源: 子供乗せ卒業の40代に……ファッションに合う素敵な電動自転車がない!– STORY [ストーリィ] オフィシャルサイト
その結果として生まれたのは、上品かつシンプルだけど、細かいところに気を配った電動アシスト自転車でした。
il mioのスタイルは、率直に言ってヨーロッパの街乗り自転車のそれです。フレーム形状、チェーンカバー、フロントバスケットの形状に至るまで、清々しいほどに「ふつう」だと思います。
そして確かに、日本にはありそうで、なかったのです。
「顧客が本当に欲しかったもの」が雑誌コラボによって実現するのであれば、メーカーにとってもユーザーにとっても(もちろん雑誌にとっても)幸せなことですね。
価格は139,800円(税別)です。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。