フォールディングバイクブランド「DAHON(ダホン)」の定番モデル「Boardwalk D7」は、細いクロモリフレームによる落ち着いたルックスが特徴です。
十数年にわたり小変更を加えながら販売されている長寿モデルですが、2019年モデルでもちょっとしたマイナーチェンジが施されています。
製品画像を見ると、フレームの下に1本の細い棒のようなものが配されているのがわかります。
これ、実はワイヤーです。
以前に「DAHON K3」を紹介した記事にも出てきましたが、トップチューブとBB付近をつなぐこのワイヤーがあることで三角形が構成され、メインフレームヒンジ部への負担を分散させるという意味があります。これをDAHONでは「Deltec」と呼んでいます。
クロモリフレームかつエントリーグレード、パーツも安価なもので固められているので、重量は12.3kgと軽くはありません。製品のポジショニングとしては先日紹介した「Route」に近いものがありますが、細身のデザインと落ち着いたフレームカラー&ブラウンのパーツカラーによる大人っぽい雰囲気は、Boardwalk D7ならではと言えるでしょう。
ハンドルの高さ調整が可能なので、家族で共有するのにもぴったりです。
カラーはミストブルー/グリーンティー/ブリリアントシルバー/チャコールグレー/ボルドーの5色を用意。
価格は62,000(税別)となっています。
※アキボウ取り扱いモデル
リンク: DAHON OFFICIAL SITE – ダホン 公式サイト
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。