各メーカー・ブランドが積極的に新型を投入している、エアロロードバイク。基本的には高価なものが多く、完成車で100万円以上のものも目立ちますが、ミドルグレードのエアロロードバイクも意外とあるものです。
今回は、完成車価格が40万円〜50万円のエアロロードバイクを5台ピックアップしてみます。
リムブレーキモデル
GIANT PROPEL ADVANCED PRO 1

まず最初に紹介するのは、GIANT(ジャイアント)。2017年に2018年モデルとして登場したディスクブレーキモデルから、遅れること1年。モデルチェンジして第二世代となったリムブレーキモデルのPROPEL(プロペル)です。
「PROPEL ADVANCED PRO 1」は、Advancedグレードのフレームにシマノ・アルテグラを搭載。上位モデルが搭載するパワーメーターこそ省かれていますが、軽量なカーボンホイール(チューブレスレディ)を標準装備するなど、スペックも充実しています。
価格:400,000円(税別)
関連記事: GIANT 2019年モデル:リムブレーキ仕様もモデルチェンジしたエアロロード「PROPEL」 – CyclingEX
リンク: ジャイアント
TREK Madone SL 6

続いて、TREK(トレック)のMadone(マドン)SL 6。2019年モデルで、見た目はあまり変わらないながらもモデルチェンジしているMadoneシリーズですが、このMadone SL 6は、従来モデルを踏襲。そしてカーボン素材をミドルグレードの「500シリーズOCLVカーボン」とすることで、リーズナブルな価格を実現しました。
上位グレードとは異なり通常のアルミステムとアルミハンドルバーを採用していて、新しさという面では劣りますが、パーツ交換の自由度という面では有利です。
価格:462,000円(税別)
リンク: TREK
SCOTT FOIL 20

SCOTT(スコット)のエアロロード「FOIL(フォイル)」が登場したのは2011年のことだったかと思いますが、2016年にモデルチェンジして第二世代となっています。FOILシリーズの中で、リムブレーキ仕様のミドルグレードとなるのがこの「FOIL 20」です。空力性能をより進化させたのはもちろん、薄い形状のシートステイによって快適性も高めているのが特徴です。
価格:399,000円(税別)
リンク: SCOTT
ディスクブレーキモデル
MERIDA REACTO DISC 7000-E
各メーカー・ブランドのエアロロードの中でも、カーボンの上級グレードからアルミモデルまで、ラインナップの幅広さでは群を抜いているMERIDA(メリダ)の「REACTO(リアクト)」シリーズ。この「REACTO DISC 7000-E」は、ミドルグレードの「CF2」カーボンフレームに、シマノ・アルテグラDi2を搭載したディスクブレーキモデルです。

エアロロードバイクといえば専用設計のパーツが多いものですが、REACTOは比較的オーソドックスであることが魅力とも言えるでしょう。
価格:520,000円(税別)
なお、もっとお求めやすいグレードも用意されています。詳しくは下記関連記事にて。
関連記事: MERIDA 2019年モデル:手が届きやすく扱いやすいエアロロード「REACTO 4000/REACTO DISC 4000」 – CyclingEX
リンク: MERIDA
Cannondale SYSTEMSIX CARBON ULTEGRA

2019年モデルでついに(ようやく!?)登場した、Cannondale(キャノンデール)のエアロロードバイク「SYSTEMSIX(システムシックス)」シリーズの中で、もっとも安価なのがこちらのモデル。上位グレードとはカーボン素材が異なりますが、形状はいっしょ。
ステムは専用品ではなく一般的な形状のものに置き換えられていますが、そのぶん汎用性があるのだとポジティブに捉えましょう。独自の「HollowGram(ホログラム)Si」クランクを搭載するなど、Cannondaleらしさも十分に感じられます。
関連記事: Cannondale 2019年モデル:写真で見るエアロロード「SystemSix」 – CyclingEX
リンク: Caanondale
以上、ミドルグレードのエアロロードバイクを5つピックアップしてみましたが、気になるものはありましたか?
筆者個人的には「セガフレード・ザネッティが好きだ」という理由で、Madone SL 6が気になります。
(Gen SUGAI)