これからロードバイクをはじめたいという方にぜひ知っていただきたいのが、ロードバイク以外にもさまざまなグッズ・用品があり、それらを揃えることでロードバイクライフがより楽しくなるということです。

ビギナーであってもまず揃えておきたいアイテムたちを、具体例とともに一気に紹介します。

必需品もしくはなるべくあったほうがよいもの

ロードバイクに乗るにあたり、まずは揃えたい最低限のものたちです。

●ヘルメット:SPECIALIZED CHAMONIX HLMT MIPS
価格:7,500円(税別)
http://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g60819-7432/

●アイウェア:BBB SELECT
価格:9,800円(税別)
https://www.riteway-jp.com/pa/bbb/product/セレクト-bsg-43/

●グローブ(春夏):SPECIALIZED BODY GEOMETRY GEL GLOVE
価格:4,500円(税別)
http://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g67017-1002/

●ヘッドライト:OWLEYE HIGHLUX 18
価格:3,200円(税別)
https://www.riteway-jp.com/pa/owleye/028532.html

●テールライト:OWLEYE HIGHLUX M5
価格:2,400円(税別)
https://www.riteway-jp.com/pa/owleye/028525.html

●サイクルコンピューター(メーター):CATEYE QUICK CC-RS100W
価格:5,500円(税別)
https://www.cateye.com/jp/products/computers/CC-RS100W/

●カギ:BBB コードセーフ 10×1500mm
価格:2,800円(税別)
https://www.riteway-jp.com/pa/bbb/product/コードセーフ-bbl-35/

●ボトルケージ:TOPEAK Modula Cage EX
価格:800円(税別)
http://topeak.jp/cage/wbc03400.html

●ボトル:ELITE FLY ボトル 550ml
価格:690円(税別)
http://www.riogrande.co.jp/product/node/66136

●携帯ポンプ:TOPEAK Mini Morph G
価格:4,700円(税別)
http://topeak.jp/pump/ppm09500.html

●ハンディツール:TOPEAK Mini 6 L
価格:1,480円(税別)
http://topeak.jp/tool/tol21600.html

●タイヤレバー:PARK TOOL TL-4.2C タイヤレバー
価格:530円(税別)
https://www.hozan.co.jp/parktool/catalog/tube_tire/TL-4.2C.html

●サドルバッグ:TOPEAK Aero Wedge Pack(Strap Mount)
価格:2,300円(税別)
http://topeak.jp/bag/bag21902.html

●予備チューブ:SCHWALBE 18/25Cチューブ SV-ML
価格:1,100円(税別)
http://www.g-style.ne.jp/item.php?brand_id=16&item_category_id=97

※チューブはタイヤやホイールに応じて必要なものを選んでくださいね

●ベル:CATEYE OH-2400
価格:800円(税別)
https://www.cateye.com/jp/products/accessories/OH-2400/

●フロアポンプ:TOPEAK JoeBlow Sprint
価格:6,800円(税別)
http://topeak.jp/pump/ppf04900.html

●インナーパンツ:Mont-bell サイクル インナーショーツ Men’s
価格:4,300円(税別)
http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1130369

さて、ここまででだいたい、税別6万円くらいになっています。もう少し安価なもので揃えると、4万円台にはできるでしょう。もっと高いもので揃えると……ヘルメットとアイウェアだけで6万円使うことも、難しくはありません。

強いていえばサイクルコンピューターは、スマートフォンで代替できるかもしれません。しかしスマートフォンをハンドルにマウントするためのグッズもそれなりの値段がしますから、素直に予算に入れておきましょう。

最後のインナーパンツは、どんな格好(いわゆる「私服レーシング」でも)で乗るにしても、お尻の痛み対策としてもっておいたほうがよいです。

なお、ロードバイクにペダルが付属していない場合(結構多いです)、フラットペダルで乗り始めるにしろ、別途ペダルを購入する必要があります。

ビンディングペダルデビューするなら

ペダルとシューズを固定してペダリング効率を高める「ビンディングペダル」を使いたいなら、そのためのペダルとシューズが必要です。エントリーグレードの例として以下のものを挙げておきます。

●ビンディングペダル:SHIMANO PD-R540-LA
参考価格:5,872円(税別)
https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/tiagra-4700/PD-R540-LA.html

●ビンディングシューズ:SPECIALIZED TORCH 1.0
価格:10,000円(税別)
http://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g61018-5040/



サイクリング専用のウェアを揃えるなら

ロードバイクを楽しむ上で、サイクリング専用のウェアが必須というわけではありません。

ただ、1日50km、100kmと距離を伸ばしていこうとか、サイクリングイベントに出よう、ヒルクライムに——といったときには、サイクリングジャージやサイクリングパンツがあったほうが、圧倒的に快適です。あまりにピンキリな世界なので、こんなアイテムがあるとよい……というリストのみ紹介します。

●春〜夏〜秋のお召し物

・半袖サイクリングジャージ
・サイクリングパンツ
・インナーシャツ
・ソックス
・グローブ
・ウインドブレーカー
・アームウォーマー
・レッグウォーマー

グローブは必須アイテムのほうに入っていますが、それ以外のものについてエントリーグレードで揃えると、だいたい税別3万円台半ばといったところでしょうか。

●冬のお召し物

・長袖ジャージ
・アウタージャケット
・ウインタータイツ
・長袖インナーシャツ
・ソックス
・ウインターグローブ
・ヘッドキャップ
・ヘッドバンド
・シューズカバー

これらをエントリーグレードで揃えると、税別5万円といったところでしょうか。冬物はどうしてもお金がかかりますね。

ちなみに私がロードバイクを購入したのは12月で、納車後さっそく知り合いから距離90kmほどのサイクリングに誘われたこともあり、腹をくくってこれらを揃えました。

モンベルの秋冬ウェアガイドが比較的わかりやすくて、製品ラインナップも豊富なので、参考にしてみてください。

photo_モンベル

情報源: モンベル | オンラインショップ | 秋冬のサイクリングをもっと快適に! 自転車ウエアガイド

周辺アイテムが充実しているとロードバイクは楽しい

自転車本体以外にも何だかいろいろとお金がかかることが、ロードバイクのハードルを上げている面は否めません。しかし、これらのアイテムが充実していると、ロードバイクを快適に楽しめることも、間違いありません。

例えば、全体の予算が20万円だとしたら、ここに挙げたアイテムたちを10万円で揃え、残りの10万円をロードバイク本体の予算にする……という考え方もできるわけです。ロードバイクがエントリーグレードでも、ちゃんとしたアイテムを揃えたり身に付けたりすることで、まさに「ちゃんとして見える」という効果もあります。

もちろん、用品の優先順位を付けて、順番に揃えても構いません。その優先順位をどうするかは、ロードバイクを購入するショップで相談するとよいでしょう。

(Gen SUGAI)