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  • 投稿の最終変更日:2018年12月31日
  • 投稿カテゴリー:MTB / 書籍
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ブックオフで、ひと昔前のマウンテンバイク雑誌を購入しました。

1997年の「マウンテンバイクワールド」(エイ出版社)と2002年の「マウンテンバイク・マガジン」(ネコ・パブリッシング)です。

MTBマガジンはマウンテンバイク・マガジンが正式名称だったんですね。

買ってすぐ近くの「ベローチェ」に入って、コーヒーをすすりつつ古いほうから眺めてみました。

マウンテンバイクワールドは、バイシクルクラブの別冊的な存在で、エイ出版社のムックシリーズ「エイムック」の34冊目です。ちなみに、現在のエイムックは4000番台だったはず。

1997年、つまり今から20年以上前のものです。当時私は20代前半でしたが、ちょうどこの頃は自転車に乗っていませんでした。もっとも、アラヤ・マディフォックスに乗っていた10代後半は「自転車の雑誌がある」ことすら認識していませんでしたが……。

それはともかく、上の画像、左ページに「やはりXCにもディスクブレーキが必要なのか?」と書かれているのが、とても興味深いです。

VブレーキのMTBがたくさん出てきます。

ダウンヒルバイクも、ディスクブレーキとVブレーキが混在していました。



続いて「マウンテンバイク・マガジン」です。2002年ですから、16年前。

ウェイド・ブーツという選手が来日したことが記事になっていて、表紙も飾っています。乗っているバイクが、TREK(トレック)の「Liquid」のようでした。個人的に当時すごく気になっていたバイクなのですが、16年も前なのか……。

MTBだけでなくBMXやトラックレースにも取り組むブーツは、好きな選手でした。禁止薬物のスキャンダルがあったように記憶していますが、今はコーチとして活躍しているそうですね。

2002年シーズンを戦ったバイクも紹介されていました。FSRも、憧れました。

「5th Element」の解説記事。とても詳しく書かれています。

企画室ネコ時代からの同社の出版物に共通する大人っぽい雰囲気は、いま手に取ってもしっくりきます。大人っぽさは「マウンテンバイクワールド」にも共通していて、全体的に落ち着いているように感じるのです。情報量は豊富なのに、誌面のデザインに詰め込んだ感じや、ガヤガヤしたうるささがありません。パラパラと眺めても、じっくり読んでも、楽しい。

——と思うのは、単に自分が古い人間だからかもしれませんが。

(Gen SUGAI)