27.5インチホイールを採用した、MERIDA(メリダ)のMTB「BIG.SEVEN」シリーズ。その2019年モデルで、E-BIKEの「MERIDA eBIG.SEVEN 600」が追加されています。
ここ数年、MERIDAのXCモデルで主力の位置にあったBIG.SEVENシリーズですが、2019年モデルではその座を29erのBIG.NINEシリーズに明け渡し、リーズナブルなトレイルバイクとして、アルミモデルのみのラインナップとなっています。
しかしそれだけでは終わらず、電動アシストMTBとして登場したのが、このeBIG.SEVEN 600です。
搭載されるパワーユニットは、シマノの「STEPS E8080」。約500Whの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載することで、1充電あたりの走行距離は140km(ECOモード)を実現しています。
メインコンポーネントは、シマノ・デオーレを採用。フロントシングル、リア10速となっています。
フロントサスペンションは、100mmトラベルのManitou・Machete Comp。そしてタイヤはマキシス・IKON M319P 27.5×2.2″です。
この内容で359,000円(税別)という価格設定は十分に競争力のあるものですが、残念なのはフレームサイズが1種類しかなく、適応身長でいうと160~175cmしかカバーしないという点ですね。
製品情報: eBIG.SEVEN 600
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。