DAHON(ダホン)のフォールディングバイク「Curve D7(カーブ D7)」は、DAHON定番の20インチでもなければ、最近力を入れている14インチでもなく、その中間的な16インチホイールを採用しています。
16インチといってもブロンプトンとのそれとはETRTO径が違うという罠が潜んでおりますが、まぁそれはDAHONの責任ではありませんね。
弧を描くフレームの形状が、かわいらしくも伸びやかな印象を与えてくれます。
折りたたみ機構は、おなじみの「V型クランプ」を使用しています。
また、ハンドルの高さが調節可能になっているのもポイント。DAHONの場合は、上位モデルになるとなぜかハンドルの高さ調節ができなくなることが多いのですが、これはあったほうがよいですね。調整幅は10cmです。
変速段数は7段ですが、街中を流すぶんにはまったく問題ありません。
折りたたみサイズは、W73×H61×D34cm。重量は11.6kgととくべつ軽くはありませんが、かといって輪行で不自由するほどでもありません。
マッドガードやスタンドが標準装備で、価格は71,000円(税別)。ちょっと輪行したり、クルマに積んで出先で使ったりするには、良いんじゃないでしょうか。街を散策したりとか。
繰り返しになりますが、タイヤを交換する際はくれぐれもETRTO径にご注意を。
リンク: DAHON OFFICIAL SITE – ダホン 公式サイト
※アキボウ取り扱いモデル
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。