「BREEZER(ブリーザー)」は、ゲイリー・フィッシャーやトム・リッチーらとともに、MTB黎明期の中心人物のひとりと言われるジョー・ブリーズの名を冠したブランドです。
BREEZERの2019年モデルから、650Bホイールを搭載したグラベル&アドベンチャーモデル「DOPPLER(ドップラー)」シリーズを紹介します。
3つのモデルが用意されているDOPPLERシリーズですが、いずれにも共通するのは650B×47Cタイヤを採用していることです。
WTBが「ROAD PLUS」と称しているこのサイズは、タイヤの外径は700×28Cと同等ながらエアボリュームがあることで、乗り心地に優れトラクション効果も発揮するのが特徴です。
DOPPLERシリーズは、重い荷物を積んでも安定して走行できるジオメトリーのクロモリフレームをもち、3モデルともフェンダーを標準装備するなど、ツーリングバイクとしての性能を備えています。
「DOPPLER TEAM」は、シマノ・105を搭載し、前後スルーアクスルやハブダイナモ式のライトも採用した最上位モデル。ブレーキはテクトロの油圧ディスク「HY/RD」です。
「DOPPLER PRO」は、シマノ・ティアグラ仕様のミドルグレードです。こちらも、ブレーキはテクトロの油圧ディスク「HY/RD」です。
最も安価な「DOPPLER CAFÉ」は、フラットハンドルおよびフロントシングルギア仕様として、自転車散歩や通勤などにもぴったりな1台になっています。ブレーキは、シマノの油圧ディスク「MT200」です。
価格は下記のとおりとなっています。
DOPPLER TEAM:238,000円(税別)
DOPPLER PRO:165,000円(税別)
DOPPLER CAFÉ:128,000円(税別)
リンク: BREEZER
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。