JAMIS(ジェイミス)のアドベンチャーロードバイク「RENEGADE(レネゲード)」シリーズから、今回はアルミフレームの「RENEGADE EXILE」と「RENEGADE EXPLORE」を紹介します。
税別10万円前後のリーズナブルな価格帯で、オンロードもオフロードも楽しめて、ポタリングからツーリングまで安心して走ることができるRENEGADEのコンセプトを存分に体感できるのが、アルミフレームモデルの魅力。
この展示のように旅バイクにするのはもちろん、ポタリングや街乗りもOK。太いタイヤを装着しているので、川沿いの道なんかも舗装の有無に関わらず突っ切れますよ。
ダウンチューブ下面やフロントフォークのサイドにもボトルケージ台座があるので、積載性は十分。キャリアやフェンダーのためのダボ穴も、もちろん備わっています。
また、エントリーモデルでありながら、JAMISの特徴でもある「異なるフレームサイズでも同じ乗り味になる設計」が踏襲されているのもポイントでしょう。
なお、小さなサイズは650Bホイールとなっています。
RENEGADE EXILE
RENEGADEシリーズ全体でももっとも安価なエントリーモデルが、このRENEGADE EXILE(エグザイル)」です。
フロントフォークがアルミ製で、スルーアクスルではなくクイックリリースになっているのが、上位モデルとの違い。また、メインコンポーネントはリア8速のシマノ・クラリス、ブレーキは機械式のテクロト・Lyraとなっています。
エントリーモデルながら、チューブレスレディホイールが標準装備されているので、後からチューブレスにすることもできます。
フレーム:アルミ
フォーク:アルミ
メインコンポーネント:シマノ・クラリス
ブレーキ:テクロト・Lyra
サイズ:44、48、51、54、56、58、61cm(44と48は650B)
価格:99,000円(税別)
RENEGADE EXPLORE
「RENEGADE EXPLORE(エクスプロール)」は、アルミフレームの上位バージョン。わかりやすいところでは、メインコンポーネントがリア9速のシマノ・ソラとなっているのがEXILEとの違いです。
そしてフロントフォークがカーボンとなり、スルーアクスルも採用されています。ブレーキはEXILEと同じ、機械式ディスクのテクロト・Lyraです。
もちろんRENEGADE EXPLOREもチューブレスレディホイールを装備し、後からチューブレス化が可能。また、小さいサイズは650Bホイールとなっているのも同様です。
フレーム:アルミ
フォーク:カーボン
メインコンポーネント:シマノ・ソラ
ブレーキ:テクロト・Lyra
サイズ:44、48、51、54、56、58、61cm(44と48は650B)
価格:120,000円(税別)
RENEGADEシリーズは太いタイヤを装着しオフロード走行にも対応しますが、かといってオフロードを走らなくちゃいけないわけでは、ありません。
「オフロードも、走ることができる」
その可能性こそが、魅力なのです。
リンク: ジェイミスジャパン
関連記事: JAMIS 2019年モデル:カーボンフレームのアドベンチャーロード「RENEGADE ELITE/EXPERT」 – CyclingEX
[2018/10/25 製品写真を追加しました]
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。