GIANT(ジャイアント)が、2019年モデルとして新型トレイルMTB「TRANCE 29」シリーズを発表しました。日本国内における詳しいラインナップは、2018年8月末に発表するとしています。
2018年モデルでは27.5インチのみだった、TRANCEシリーズ。同シリーズに29erが設定されるのは、日本市場では2013年モデルの「TRANCE X 29ER 0」以来となります。
BOOST規格の採用、フロント130mm、リア115mmというストローク量をもつこと、そしてチェーンステイ長が435mmで、ヘッド角が66.5°、シート角が74.5°であることなどが、リリース文で発表されています。
また、ADVANCEDグレードのカーボンモデルと、ALUXX-SLアルミモデルが用意されるとのことです。
情報源: 新型トレイルバイク TRANCE 29 シリーズ 発表 – INFORMATION
現在のところ、カーボンモデル2種、アルミモデル1種の画像が掲載されていますが、どのようなラインナップになるかは、8月末までのお楽しみ。
ビデオはこちら。
また、グローバルサイトにはアダム・クレイグなどが登場するインタビュー動画もあります。
情報源: Trail Boss – Giant Bicycles | Official site
最後に、2013年モデル、つまり2012年の秋に発表された「TRANCE X 29ER 0」を振り返ってみましょう。
シート角が73°(XSは74°)、ヘッド角は69.5°、そしてリアセンターは452mmでした。フロントフォークは15mmアクスルを採用していましたが、リアはエンド幅135mmのQRでした。
情報源: 2018 Giant Bicycle [ Archive of bikes ]
リンク: Giant Bicycle
[追記:2018/9/6]
国内への投入が発表されたのは、アルミフレームの1モデルのみでした。
●TRANCE 29ER 2
フレーム:ALUXX SL-Grade Aluminum
フォーク:FOX 34 29″ RHYTHM 130mm Travel
リアサス:FOX FLOAT DPS PERFORMANCE L:165 T:42.5
コンポーネント:SRAM NX EAGLE
シートピラー:GIANT CONTACT SWITCH
価格:340,000円(税別)
製品情報: 2019 Giant Bicycle [TRANCE 29ER 2]
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。