GIANT(ジャイアント)が、オールラウンドに使用できるアルミロードバイク「CONTEND SL(コンテンドSL)」シリーズの2019年モデルを発表しています。
先日はエントリーグレードの「CONTEND」シリーズを紹介しましたが、こちらの「CONTEND SL」シリーズは、上級グレードの軽量アルミ素材「ALUXX SL(アラックスSL)」を使用し、シャープな走りと快適性を両立させた設計となっているのが特徴です。また、いずれのモデルでも振動吸収性に優れたD型断面の「D-FUSE」シートピラーが採用されています。
2019年モデルからは700×28Cタイヤにも対応(ディスクブレーキモデル以外は25Cを標準装備)、タイヤの選択肢が広がりました。
ラインナップは下記のとおりです。
●CONTEND SL 1 DISC
メインコンポーネントにシマノ・105を採用し、シリーズ唯一のディスクブレーキ搭載するモデル。
機械式コンポーネントのレバーで油圧ディスクブレーキをコントロールする、GIANT独自の「CONDUCT SL(コンダクトSL)」ブレーキを採用。したがって、ブレーキレバーは機械式のシマノ・105となっています。
タイヤは700×28Cのチューブレスレディで、チューブレスバルブとシーラントが付属しているので、最初からチューブレスとして使用することができます。
価格:170,000円(税別)
サイズ:410(XS)、445(S)、480(M)、515(ML)mm
重量:N.A.
カラー:マットグレイグリーン
●CONTEND SL 1
メインコンポーネントにシマノ・105を採用した、リムブレーキモデル。クランクはRS510のコンパクトとなっています。
700×25Cチューブレスレディタイヤを標準装備し、最初からチューブレス仕様で乗ることができます。
価格:150,000円(税別)
サイズ:410(XS)、445(S)、480(M)、515(ML)mm
重量:9.0kg(445mm)
カラー:ブラック、ホワイト
●CONTEND SL 2
メインコンポーネントにシマノ・ティアグラを採用した、リムブレーキモデル。
700×25Cチューブレスレディタイヤを標準装備し、最初からチューブレス仕様で乗ることができます。
価格:130,000円(税別)
サイズ:410(XS)、445(S)、480(M)、515(ML)mm
重量:9.2kg(445mm)
カラー:マットブラック、イエロー
いずれのモデルでも、クランクセットは50-34Tのコンパクト仕様で、リアのスプロケットも変速段数に関わらず最小11-最大34Tとワイドなものが装着されているので、峠越えを含むサイクリングにチャレンジするための、初めての1台としてぴったりではないでしょうか。
各製品の詳細は、GIANTのWebサイトでどうぞ。
リンク: ジャイアント
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(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。